特許
J-GLOBAL ID:200903083080703536

消耗電極式パルスアーク溶接機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 粟野 重孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-263006
公開番号(公開出願番号):特開平8-118016
出願日: 1994年10月27日
公開日(公表日): 1996年05月14日
要約:
【要約】【目的】 短絡発生を短時間、かつ確実に検出でき、ベース短絡およびピーク短絡のいずれにおいてもスパッタの発生を抑制できる。【構成】 溶接電圧検出回路部1は出力端子23間の溶接電圧を所定低電圧に制限した検出電圧として出力し、短絡・アーク判定回路部は前記検出電圧が所定閾値より低下することによりベース期間とパルス期間とで異なる閾値により短絡発生を判定し、スイッチング素子26により短絡電流制御回路部3の制御信号をパワー駆動回路部25に出力して短絡電流値を制限する。短絡電流制御回路部3はベース期間の短絡電流とパルス期間の短絡電流を期間別に制御する。また、通常動作においては電流制御回路部29の制御信号がスイッチング素子26によりパワー駆動回路部25に出力される。溶接電圧検出を低電圧化して回路素子による時間遅延を小さくして検出を速やかにする。
請求項(抜粋):
溶接ワイヤと溶接母材との間に周期的にパルス電流を供給してアークを発生させて溶接する消耗電極式パルスアーク溶接機において、溶接電圧を所定値で制限した検出電圧に変換して出力する溶接電圧検出回路部と、前記検出電圧により短絡が発生しているか否かをベース期間とパルス期間とで異なる閾値により判定する短絡・アーク判定回路部と、通常動作における電流を制御する制御信号を出力する電流制御回路部と、ベース期間の短絡電流を制限する制御信号とパルス期間の短絡電流を制限する制御信号をそれぞれベース期間とパルス期間に対応して出力する短絡電流制御回路部と、前記電流制御回路部の制御信号出力と前記短絡電流制御回路部の制御信号出力とを前記短絡・アーク判定回路部の判定出力により選択して出力するスイッチング素子とを備え、前記短絡・アーク判定回路部の短絡判定により前記電流制御回路部の制御信号に代えて前記短絡電流制御回路部の制御信号を出力し、短絡が解消すれば前記電流制御回路部の制御信号を出力するように切り換え、パルス期間の短絡電流を通常のパルス電流より小さい電流に低下させるようにした消耗電極式パルスアーク溶接機。
IPC (2件):
B23K 9/09 ,  B23K 9/173
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-290674
  • 特開昭64-015285

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