特許
J-GLOBAL ID:200903083086114338

加工廃液再生方法および加工廃液再生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-011762
公開番号(公開出願番号):特開平8-197536
出願日: 1995年01月27日
公開日(公表日): 1996年08月06日
要約:
【要約】【目的】 遊離砥粒加工の加工効率の向上に好適な比較的高い砥粒濃度且つ高粘度の加工廃液の処理が可能で、構成が比較的簡単な加工廃液再生方法および加工廃液再生装置を提供する。【構成】 加工廃液再生装置10においては、加工廃液は、循環ポンプ28によって循環させられているうちにその一部が切粉と共に一次フィルタ26を通して排出される。この場合において、加工廃液再生装置10には、逆洗液タンク94と、積算流量計102を有してその逆洗液タンク94を第2室24に接続する逆洗路106とが備えられて、逆洗液タンク94内の媒質液により濾過膜20の逆洗が行われる一方、廃液路46には積算流量計44が備えられて、一次濾過装置12から排出された加工廃液の量と供給される媒質液の量が等しくなるように制御される。
請求項(抜粋):
砥粒が分散させられた加工液を用いて加工する遊離砥粒加工からの加工廃液中の切粉を分離することによって該加工廃液を再生する方法であって、前記砥粒の平均粒径よりも充分に小さく且つ前記切粉の平均粒径よりも充分に大きい細孔を備えたクロスフロー濾過膜によって分離された第1室および第2室を有するクロスフロー濾過器の該第1室を通して設けられた循環経路内で前記加工廃液を循環させる循環工程と、前記加工廃液を前記クロスフロー濾過膜の表面に沿って流通させると同時に、該加工廃液の一部を前記切粉と共に該クロスフロー濾過膜を通して前記クロスフロー濾過器の前記第2室側へ排出して、前記循環経路内で循環させられる該加工廃液中の切粉量を低減するクロスフロー分離工程と、砥粒および切粉を含まない媒質液を、少なくとも一部が前記第2室から前記第1室へ向かう経路を通して、前記クロスフロー分離工程で該第2室側へ排出された量に等しい量だけ前記循環経路内へ供給する媒質液供給工程と、該媒質液供給工程において当初の媒質液量とされた前記循環経路内の加工廃液を、再生加工液として該循環経路から回収する再生加工液回収工程とを、含むことを特徴とする加工廃液再生方法。
IPC (2件):
B28D 7/02 ,  B23Q 11/00

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