特許
J-GLOBAL ID:200903083087509549

計算機ホログラムおよびその作成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志村 浩
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-189231
公開番号(公開出願番号):特開平11-024541
出願日: 1997年06月30日
公開日(公表日): 1999年01月29日
要約:
【要約】【課題】 奥行きをもった像を記録した場合でも、できるだけ鮮明な再生像を得る。【解決手段】 コンピュータ上で、ホログラムの記録面20と、2つの対象物11,12を幾何学データとして定義する。一方の対象物11は記録面20の前方に配置し、他方の対象物12は記録面20の後方に配置する。各対象物11,12上に定義された多数の点光源から発せられた物体光と、所定の参照光Rとの干渉波を演算により求め、記録面20上の各点における干渉波強度を演算する。この強度分布に基づいて、実際の媒体上に物理的な干渉縞を形成しホログラムを作成する。このホログラムを観測点Eから観察すると、対象物11は実像、対象物12は虚像として観察される。対象物を記録面20の両側に配したため、記録面20との距離を小さく抑えることができ、鮮明な再生像が得られる。
請求項(抜粋):
計算機を用いた演算を利用して、所定の媒体上の記録面に原画像を干渉縞として記録した計算機ホログラムにおいて、記録面に対してそれぞれ異なる奥行きをもった位置に配置された複数の対象物が原画像として記録されており、かつ、一部の対象物は実像が形成される態様で記録され、別な一部の対象物は虚像が形成される態様で記録されていることを特徴とする計算機ホログラム。
IPC (3件):
G03H 1/08 ,  G03H 1/26 ,  G06T 15/00
FI (3件):
G03H 1/08 ,  G03H 1/26 ,  G06F 15/62 350 V
引用特許:
審査官引用 (1件)
引用文献:
審査官引用 (2件)
  • ホログラフィ入門-原理と実際-, 19951120, 初版, p47-p48
  • ホログラフィックディスプレイ, 19901207, 初版, p134-p136

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