特許
J-GLOBAL ID:200903083096481304

オルゴール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永田 武三郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-238896
公開番号(公開出願番号):特開平11-065556
出願日: 1997年08月20日
公開日(公表日): 1999年03月09日
要約:
【要約】【課題】 振動弁を振動させる爪部と振動弁の残留振動を制止するダンパーとを1対にして一体で回転させる振動弁のダンパー機構を提供する。【解決手段】 円盤10が矢印A方向に回転し、音程突起11-1が爪部29-7に当接し、爪車28を矢印B方向に回動する。先ず振動弁先52にダンパー先端53-1が当接するので、振動弁35がまだ振動継続中であっても当接部46の湾曲アームに弁先52の振動が吸収される。さらに爪車28が回転して爪部29が弁先52を弾き、振動弁35は振動して音響を発する。爪部29には常に静止状態の振動弁先52が当接するので、振動弁35と爪部29とが触れ合うときにノイズとなる残留振動はない。
請求項(抜粋):
表面に複数の突起部を有する基盤の移動により、前記突起部に複数の爪車のいずれかが係合して回動され、振動弁を弾いて音を発するオルゴールにおいて、前記複数の爪車がそれぞれ半径方向に突出して前記振動弁を弾く爪部を備える一方、前記振動弁の振動を制止する複数のダンパーが、個々に前記爪車と一体に回動するための結合手段を設けた基部と、この基部から前記爪部の近傍まで延設されたアーム部と、このアーム部の先端で前記爪部に近接配置され、しかもこの爪部と共通の回動経路を有し前記爪部より先に前記振動弁に接触して振動を抑制する当接部とを備え、このような複数の爪車とダンパーとを個々に一体に結合して、それぞれ独立して回動自在に固定軸に支持したことを特徴とするオルゴール。

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