特許

J-GLOBAL ID：200903083097097044

コーナーピンクッション歪補正回路とテレビジョン受像機

発明者： 安藤 仁
出願人/特許権者： 松下電器産業株式会社
代理人 (1件)： 小鍜治 明 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-059946
公開番号（公開出願番号）：特開平5-268492
出願日： 1992年03月17日
公開日（公表日）： 1993年10月15日
要約：

【要約】【目的】 CRTの上部と下部のコーナー歪補正回路を独立して有するピンクッション補正回路に関するもので、より正確な偏向歪補正を可能にすることを目的とする。【構成】 一垂直期間の周期を持つのこぎり波の画面下部にあたる部分を抜き出す差動比較回路2と、抜きだした波形を乗算する乗算回路4と、補正波形の振幅を調整する振幅調整回路6とで画面下部のコーナー歪を補正し、同様にのこぎり波から画面上部にあたる部分を抜き出す差動比較回路3と、乗算回路5と、振幅調整回路8とで画面上部のコーナー歪を補正する回路を設けることで、画面上部と下部のコーナー歪が独立に制御でき、よりよい偏向歪補正が可能である。

請求項（抜粋）：

映像信号の一垂直期間の周期を持つのこぎり波電圧信号を入力としてCRTの下部コーナーにあたる部分を取り出す差動比較回路aと、前記CRTの上部コーナーにあたる部分を取り出す差動比較回路bと、前記差動比較回路aからの出力信号を乗算する乗算回路aと、前記差動比較回路bからの出力信号を乗算する乗算回路bと、前記乗算回路aからの出力信号の振幅を調整する振幅調整回路aと、前記乗算回路bからの出力信号の振幅を調整する振幅調整回路bと、前期振幅調整回路aと振幅調整回路bからの出力とを入力として足し算する加算回路と、前記映像信号の一垂直期間の周期を持つのこぎり波電圧信号を入力とし電流変換する電圧/電流コンバータと、前記電圧/電流コンバータの出力信号を入力信号としCRTの左右糸巻歪補正2次曲線波信号を形成する乗算回路cと、前記乗算回路cから出力される左右糸巻歪補正2次曲線波信号と前記加算回路から出力されるコーナー歪補正波信号を入力とする増幅回路とを具備し、前記CRTの上部コーナーと下部コーナーの歪を独立に制御することを目的としたピンクッション補正回路。