特許
J-GLOBAL ID:200903083098151441
画像内動体追尾装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
二瓶 正敬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-242436
公開番号(公開出願番号):特開平9-065193
出願日: 1995年08月28日
公開日(公表日): 1997年03月07日
要約:
【要約】【課題】 画像内の追跡動体の識別精度の低下を抑えることにより、追尾精度を高めることのできる画像内動体追尾装置を提供する。【解決手段】 一つの画像内に設定された領域を参照画像とし、この参照画像データと画像に継続する画像データとの相関演算を行い、参照画像と最も整合する画像の位置を検出するに当たり、参照画像とこの参照画像に最も整合する画像との位置のずれ量を演算し、この位置のずれ量が予め設定された基準値を超えるとき相関無しと判断し、基準値以下のとき相関有りと判断する相関判断部61,62,63,64を備え、相関無しと判断されたとき、参照画像をそのまま次回の画像に対する相関演算のための参照画像とし、相関有りと判断されたとき、参照画像に最も整合する画像を次回の画像に対する相関演算のための参照画像とすることを特徴としている。
請求項(抜粋):
一つの画像内に設定された領域を参照画像とし、この参照画像データと前記画像に継続する画像データとの相関演算を行い、前記参照画像と最も整合する画像の位置を検出する画像内動体追尾装置において、現画像をiフレーム画像とし、iフレーム画像データを記憶する第1の画像メモリ部と、前記参照画像に対するiフレーム画像の最大相関領域データを記憶する第1の参照メモリ部と、前記参照画像を含む過去の画像をi-1フレーム画像とし、i-1フレーム画像データを記憶する第2の画像メモリ部と、i-1フレーム画像の参照画像データを記憶する第2の参照メモリ部と、記憶された参照画像データとiフレーム画像データとの相関を演算し、さらに、最大相関領域データとi-1フレーム画像データとの相関を演算する相関演算部と、この相関演算部の演算結果に基づいて前記最大相関領域及び相関の有無を判断する相関判断部と、この相関判断部の判断結果に応じて前記第1及び第2の画像メモリ部、並びに前記第1及び第2の参照メモリ部を制御するメモリ制御部とを備え、前記相関判断部が前記参照画像に対するiフレーム画像の最大相関領域を判断したとき、前記メモリ制御部はその最大相関領域データを前記第1の参照メモリ部に記憶させ、これに従って前記相関演算部は記憶された前記最大相関領域デ-タに対するi-1フレーム画像データとの相関を演算し、この相関演算の結果に基づいて前記相関判断部は前記最大相関領域に対するi-1フレーム画像の最大相関領域を判断するとともに、i-1フレーム画像内の前記最大相関領域と前記参照画像との位置のずれ量を演算し、この位置のずれ量が予め設定された基準値を超えるとき、記憶された前記iフレーム画像の最大相関領域は前記参照画像に対して相関無しと判断し、基準値以下のとき相関有りと判断し、前記メモリ制御部は相関無しの判断に応じて前記第1の画像メモリ部のデータのみを次のフレーム画像データによって更新し、相関有りの判断に応じて前記第2の画像メモリ部のデータを前記第1の画像メモリ部のデータによって更新するとともに、前記第1の画像メモリ部のデータを次のフレーム画像データによって更新し、かつ、前記第2の参照メモリ部のデータを前記第1の参照メモリ部の最大相関領域データによって更新して新たな参照画像データとすることを特徴とする画像内動体追尾装置。
IPC (4件):
H04N 5/232
, G06T 1/00
, G06T 7/00
, H04N 7/18
FI (4件):
H04N 5/232 C
, H04N 7/18 G
, G06F 15/62 380
, G06F 15/70 460 A
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