特許
J-GLOBAL ID:200903083098888495

ばね用鋼線

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 山野 宏 ,  青木 秀實
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-362131
公開番号(公開出願番号):特開2004-190116
出願日: 2002年12月13日
公開日(公表日): 2004年07月08日
要約:
【課題】強度と靭性との双方をバランスよく具えることで、疲労特性を向上することができるばね用鋼線を提供する。【解決手段】質量%で、C:0.55〜0.75%、Si:1.80〜2.70%、Mn:0.1〜0.7%、Cr:0.70〜1.50%と、V:0.05〜0.50%、Mo:0.05〜0.50%、W:0.05〜0.15%、Nb:0.05〜0.15%及びTi:0.01〜0.20%よりなる群から選択される1種以上とを含有し、残部がFe及び不可避不純物からなる。焼入れ焼戻しによって得られる焼戻しマルテンサイト組織を有する。焼入れ焼戻し後のオーステナイト結晶粒径が1.0〜18.0μm、残留オーステナイト量が10体積%以下である。そして、焼入れ焼戻し後に施す420〜480°Cで2hr以上の熱処理後において、線中心から直径の1/4の位置における硬度が550Hv以上、絞り値が35%以上である。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
質量%で、 C:0.55〜0.75%、Si:1.80〜2.70%、Mn:0.1〜0.7%、Cr:0.70〜1.50%と、 V:0.05〜0.50%、Mo:0.05〜0.50%、W:0.05〜0.15%、Nb:0.05〜0.15%及びTi:0.01〜0.20%よりなる群から選択される1種以上とを含有し、 残部がFe及び不可避不純物からなり、 焼入れ焼戻しによって得られる焼戻しマルテンサイト組織を有し、 焼入れ焼戻し後において、 オーステナイト結晶粒径が1.0〜18.0μmであり、 残留オーステナイト量が10体積%以下であり、 焼入れ焼戻し後に施す420〜480°Cで2hr以上の熱処理後において、 線中心から直径の1/4の位置における硬度が550Hv以上であり、 絞り値が35%以上であることを特徴とするばね用鋼線。
IPC (3件):
C22C38/00 ,  C22C38/34 ,  F16F1/02
FI (3件):
C22C38/00 301Z ,  C22C38/34 ,  F16F1/02 A
Fターム (7件):
3J059AD06 ,  3J059BA01 ,  3J059BC02 ,  3J059BC19 ,  3J059EA09 ,  3J059GA08 ,  3J059GA12
引用特許:
審査官引用 (5件)
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