特許
J-GLOBAL ID:200903083099649109

液状物の殺菌装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 惠二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-356080
公開番号(公開出願番号):特開平11-169147
出願日: 1997年12月09日
公開日(公表日): 1999年06月29日
要約:
【要約】【課題】 殺菌処理容器部の寸法に対する条件を明確にすることによって、装置を複雑化することなく、工業生産規模の大流量殺菌処理においても高エネルギー効率かつ低温殺菌処理が可能な殺菌装置を提供する。【解決手段】 パルス電源20から殺菌処理容器部10に印加するパルス電圧Vp のパルス幅τを100ns未満に設定すると共に、殺菌処理容器部10の二つの電極12、14間の間隔d[m]が次式を満たすように設定している。d>√{(LGN)/(0.3τρf)}ここで、Lはパルス電源20と殺菌処理容器部10を接続する回路のインダクタンス[H]、Gは液状物2の流量[m3 /s]、Nは殺菌処理容器部10に印加する全パルス数[回]、τは上記パルス幅[s]、fはパルス電圧Vp のパルス繰り返し率[Hz]、ρは液状物2の比抵抗[Ωm]である。
請求項(抜粋):
二つの電極および両電極間を絶縁する絶縁物から成り、内部を被殺菌物である液状物が流通する殺菌処理容器部と、この殺菌処理容器部の二つの電極間に矩形状のパルス電圧を印加するパルス電源とを備える液状物の殺菌装置において、前記殺菌処理容器部の二つの電極間の間隔をd[m]、前記パルス電源と前記殺菌処理容器部とを接続する回路のインダクタンスをL[H]、殺菌処理時に前記殺菌処理容器部に流通させる液状物の流量をG[m3 /s]、殺菌処理時に前記殺菌処理容器部へ印加するパルス電圧の全パルス数をN[回]、同パルス電圧のパルス幅をτ[s]、同パルス電圧のパルス繰り返し率をf[Hz]および前記液状物の比抵抗をρ[Ωm]とした場合、前記パルス幅τを100ns未満に設定すると共に、前記間隔dが次式を満たすように設定していることを特徴とする液状物の殺菌装置。d>√{(LGN)/(0.3τρf)}
IPC (3件):
A23L 3/32 ,  A61L 2/02 ,  C02F 1/48
FI (3件):
A23L 3/32 ,  A61L 2/02 Z ,  C02F 1/48 B

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