特許
J-GLOBAL ID:200903083115325777

牽引機構のための液圧式緊締装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-534481
公開番号(公開出願番号):特表2000-504395
出願日: 1996年02月14日
公開日(公表日): 2000年04月11日
要約:
【要約】本発明は、シリンダ(6)内で摺動可能にガイドされた、ばね負荷されたピストン(8)を有する、牽引機構のための液圧式緊締装置に関する。この場合、シリンダ(6)内の高圧室(9)と、部分的に液圧流体で満たされた中空室(4)の間で、ピストン運動に制限された容積交換が、ピストン(8)の運動方向に関連して、一方向弁(15)を介して行うことができ、ピストン(8)とピストンケーシング(10)及びアウターケーシング(2)との間で、長手方向運動に追従する、プレロードを受けてアウターケーシング(2)及び半径方向内方に段付けされたピストンケーシング(10)に当接するベローズシール(18)が設けられている。本発明によれば、ベローズシール(18)が、中空室(4)内に超過圧力が生じた時に、中空室(4)内に閉じこめられた空気が自動的に圧力低下せしめられるように、ピストンケーシング(10)及び/又はアウターケーシング(2)に対して半径方向方向でプレロードをかけられている。
請求項(抜粋):
牽引機構のための液圧式緊締装置であって、一方の端部が旋回可能に支えられていて、他方の端部が直接又は間接的に緊締ローラに接続されており、緊締装置は、ばね負荷されたピストン(18)を有していて、該ピストン(18)がシリンダ(6)内で長手方向摺動可能にガイドされており、シリンダ(6)がアウタケーシング(2)内に配置されていて、ピストン位置に応じて液圧流体で満たされており、シリンダ(6)内の高圧室(9)と部分的に液圧流体の満たされた、アウターケーシング(2)の中空室(4)との間の、ピストン運動によって制限された容積交換が、ピストン(8)の運動方向に応じて、シリンダ(6)に配置された一方向弁(15)又は漏れギャプ(17)を介して行うことができるようになっており、ピストン(8)又はピストンケーシング(10)とアウターケーシング(2)との間に、ピストン(8)の長手方向運動に追従する、プレロードを受けてアウターケーシング(2)に及び半径方向内方に段付けされたピストンケーシング(1)に当接するベローズシール(18)が設けられており、該ベローズシール(18)が、両端部で軸方向固定するための保持隆起部(21,22)を有している形式のものにおいて、 ベローズシール(18)は、中空室(4)内に超過圧力が生じた時に中空室(4)内に閉じこめられた空気が自動的に圧力低下せしめられるように、ピストンケーシング(10)及び/又はアウターケーシング(2)に対して半径方向でプレロードをかけられているか及び/又はこのようなプレロードをかける手段を有していることを特徴とする、牽引機構のための液圧式緊締装置。
IPC (2件):
F16H 7/12 ,  F16H 7/08
FI (2件):
F16H 7/12 ,  F16H 7/08

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