特許
J-GLOBAL ID:200903083117192057

遊星歯車装置の潤滑構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-058894
公開番号(公開出願番号):特開2004-270736
出願日: 2003年03月05日
公開日(公表日): 2004年09月30日
要約:
【課題】オイルポンプから支持ピンまで潤滑油を導いて強制潤滑することなく、プラネタリキャリアの回転停止時にも支持ピンの軸方向油路内に潤滑油が十分に導入されるようにして所定の潤滑性能が得られるようにする。【解決手段】プラネタリキャリアCA1の回転時には、遠心力で外周側へ流動する潤滑油が第1導入部56内に流入させられ、軸方向油路44内へ導入されるとともに貫通穴48から流出させられることにより、ニードルベアリング38などが潤滑される一方、プラネタリキャリアCA1の回転停止時には、自重で流下する潤滑油が第1導入部56または第2導入部60内に流入し、中間油路52から軸方向油路44内へ導入されて貫通穴48から流出させられることにより、ニードルベアリング38などが潤滑される。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
回転中心線まわりに回転させられるプラネタリキャリアに、該回転中心線と平行に支持ピンが一体的に設けられ、該支持ピンにプラネタリギヤが回転可能に配設されている遊星歯車装置と、 前記支持ピンに軸方向へ設けられた軸方向油路と、 前記プラネタリキャリアに設けられ、遠心力により外周側へ流動する潤滑油を前記軸方向油路へ導く導入油路と、 を有し、該導入油路から前記軸方向油路内へ導入された潤滑油を前記支持ピンと前記プラネタリギヤとの間へ流出させて、該プラネタリギヤの回転支持部を潤滑する潤滑構造において、 前記導入油路は、 前記軸方向油路と交差させられて前記潤滑油を該軸方向油路内へ導入するとともに、該軸方向油路から外周側および内周側の両方向へ延び出す中間油路と、 該中間油路の外周側端部から第1回曲部を経て内周側へ延び出し、前記軸方向油路よりも内周側で開口している第1導入部と、 前記中間油路の内周側端部から第2回曲部を経て外周側へ延び出し、前記軸方向油路よりも外周側で開口している第2導入部と、 を有して、全体として略S字形状を成している ことを特徴とする遊星歯車装置の潤滑構造。
IPC (2件):
F16H57/04 ,  F16H57/08
FI (2件):
F16H57/04 D ,  F16H57/08
Fターム (10件):
3J063AB12 ,  3J063BA11 ,  3J063CA01 ,  3J063CB02 ,  3J063CD02 ,  3J063XD03 ,  3J063XD22 ,  3J063XD32 ,  3J063XD62 ,  3J063XE15

前のページに戻る