特許

J-GLOBAL ID：200903083126340298

セラミックス基繊維複合材料およびその製造方法

発明者： 亀田 常治 ,  早川 義則
出願人/特許権者： 株式会社東芝 ,  東芝電子エンジニアリング株式会社
代理人 (1件)： 波多野 久 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-218825
公開番号（公開出願番号）：特開平10-059780
出願日： 1996年08月20日
公開日（公表日）： 1998年03月03日
要約：

【要約】【課題】緻密質なSiCマトリックスを形成する反応焼結法を適用し、このマトリックスと繊維との界面に少なくともすべり層が存在するものを対象とし、反応焼結時に反応性が高いSiと繊維又は繊維コート層との反応をより有効に抑制する。【解決手段】セラミックス基繊維複合材料の製造方法は、セラミックスの繊維を束ねて繊維束とし、この繊維束又はその繊維束からなる中間プリフォームにコーティング処理を施して繊維表面を少なくともマトリックスに対して繊維のすべりを発現可能なすべり層(BN層)で被覆し、その後に上記繊維束又は中間プリフォームから最終プリフォームを形成し、この最終プリフォームにC粉末を含浸させた後に溶融Siを含浸させて反応焼結を行わせることにより、SiCを主相とするマトリックス中に上記繊維を複合化させることを特徴とする。

請求項（抜粋）：

セラミックスの繊維を束ねて繊維束とし、この繊維束又はその繊維束からなる中間プリフォームにコーティング処理を施して繊維表面を少なくともマトリックスに対して繊維のすべりを発現可能なすべり層で被覆し、その後に上記繊維束又は中間プリフォームから最終プリフォームを形成し、この最終プリフォームにCを含む粉末を含浸させた後に溶融Siを含浸させて反応焼結を行わせることにより、SiCを主相とするマトリックス中に上記繊維を複合化させることを特徴とするセラミックス基繊維複合材料の製造方法。

IPC (3件)：

C04B 35/80 ,  C04B 35/573 ,  C04B 35/565

FI (4件)：

C04B 35/80 L ,  C04B 35/56 101 V ,  C04B 35/56 101 L ,  C04B 35/80 K

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 炭化珪素基繊維複合材料およびその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-004148   出願人：株式会社東芝
• 複合材料用繊維
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-055988   出願人：株式会社東芝
• 金属窒化物で被覆された繊維強化材を有する炭化ケイ素複合材
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-154555   出願人：ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ
• 特開平3-223175