特許
J-GLOBAL ID:200903083128047504

連続鋳造法における鋳片の内質改善方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 雅生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-112416
公開番号(公開出願番号):特開平6-297121
出願日: 1993年04月16日
公開日(公表日): 1994年10月25日
要約:
【要約】【目的】 中心部に偏析やザク性の結果が少ない鋼材の製造方法を提供する。【構成】 連続鋳造法により炭素含有量が1.2%以下の炭素鋼矩形鋳片を製造するに際し、連鋳鋳片の偏平比を少なくとも1.2以上とすると共に、連鋳ストランドの幅方向にストランドの幅より狭い範囲に突起部を有するロールまたは金型を用いて、ストランドの断面中心部の固相率が0.4以下の範囲において厚み方向にストランドを圧下し、ストランド幅中央部に3mm〜40mmの凹みを形成する。【効果】 最終凝固部を偏芯させることで材料中心部の健全性を高め、冷間加工時や焼入れ時の割れ等の欠陥発生を防止することで生産性の向上に寄与する。また、従来以上に厳しい冷間加工や焼入れ等の熱処理が可能となる。
請求項(抜粋):
連続鋳造法により炭素含有量が1.2%以下の炭素鋼矩形鋳片を製造するに際し、連鋳鋳片の偏平比を少なくとも1.2以上とすると共に、連鋳ストランドの幅方向にストランドの幅より狭い範囲に突起部を有するロールを用いて、ストランドの断面中心部の固相率が0.4以下の範囲において厚み方向にストランドを圧下し、ストランド幅中央部に3mm〜40mmの凹みを形成することを特徴とする鋳片の内質改善方法。

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