特許
J-GLOBAL ID:200903083130298506

焼却炉または溶融炉からの飛灰の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 丸岡 政彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-286008
公開番号(公開出願番号):特開平8-117724
出願日: 1994年10月26日
公開日(公表日): 1996年05月14日
要約:
【要約】【目的】 焼却炉や溶融炉からの飛灰中に含まれる重金属や有害物質を、セメント固化法あるいは溶融処理によることなく、安全な形で分離できる焼却炉または溶融炉からの飛灰の処理方法の提供。【構成】 飛灰を水に溶解してpH3〜7に調整後、重金属を含む残渣と可溶性塩類を含む濾液とに分別する第1工程;残渣をリパルプしてpHを3より低く調整して亜鉛を主体とする重金属を溶出せしめ、鉛を主体とする残渣と濾液とに分別する第2工程;上記第1、第2工程から得られた濾液を中和してアルカリ側に調整し、亜鉛、銅を主体とする重金属の水酸化物、さらには硫化剤を添加して水酸化物にならなかった残りの重金属を硫化物として沈澱させ、得られた澱物と最終濾液とに分別する第3工程からなることを特徴とする。
請求項(抜粋):
焼却炉または溶融炉から発生する塩素、ナトリウムを主体とする塩類および亜鉛、銅、鉛を主体とする重金属を含有する飛灰の処理方法において、上記飛灰を水に溶解してpHが3〜7の範囲になるように調整した後、固液分離して重金属分を含む残渣と塩類分を含む濾液に分離する第1工程;得られた残渣をリパルプしpHを3よりも低く調整して亜鉛を主体とする重金属を溶出せしめ、鉛を主体とする鉛残渣と濾液とに固液分離する第2工程;次いで第1工程並びに第2工程で得られた濾液に中和剤を添加して、亜鉛、銅を主体とする重金属の水酸化物を沈澱させ、固液分離して澱物と濾液に分離する第3工程;からなることを特徴とする焼却炉または溶融炉からの飛灰の処理方法。
IPC (2件):
B09B 3/00 ,  B09B 3/00 ZAB
FI (2件):
B09B 3/00 304 G ,  B09B 3/00 ZAB
引用特許:
審査官引用 (5件)
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