特許
J-GLOBAL ID:200903083132385139

アイドリング電流制御回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 林 實
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-222490
公開番号(公開出願番号):特開平8-065061
出願日: 1994年08月24日
公開日(公表日): 1996年03月08日
要約:
【要約】【目的】 増幅回路出力段におけるスイッチング歪を生じさせず、バイアスを温度変化に対し安定に保つ。【構成】 SEPP型電力増幅器のNPN出力Tr3のエミッタ抵抗から動作信号を検出し、最小値をホールドし、この最小値と予め設定された基準電圧29とを比較して電圧が等しくなるように可変定電圧源7を制御し、NPNTr2のベースにダイオード11を介しバイアスを供給する。PNP出力Tr5も同様の回路構成としてそれぞれの出力Trのアイドリング電流を制御する。またNPN出力Tr3のホールド回路27とPNP出力Tr5のホールド回路28の出力差を検出し、予め設定した基準電圧30と等しくなるように制御増幅器25で可変定電圧源6を制御し、NPNTr2とPNPTr4のベース間にダイオード13,14を介しバイアスを印加する。
請求項(抜粋):
最終出力段でそれぞれがエミッタ抵抗を有するSEPP型電力増幅器のアイドリング電流を制御する制御回路において、NPN出力トランジスタ3のエミッタ抵抗RENから動作信号を検出する第1の検出器21と、該第1の検出器21の出力波形の最小値を保持する第1のホールド回路27と、該第1のホールド回路27の最小値と予め設定された第1の基準電圧29とが等しくなるようにNPNトランジスタ2のベースにダイオード11を介しバイアスを供給する第1の可変定電圧源7を制御する第1の制御用増幅器24と、PNP出力トランジスタ5のエミッタ抵抗REPから動作信号を検出する第2の検出器22と、該第2の検出器22の出力波形の最小値を保持する第2のホールド回路28と、該第2のホールド回路28の最小値と予め設定された第2の基準電圧31とが等しくなるようにPNPトランジスタ4のベースにダイオード12を介しバイアスを供給する第2の可変定電圧源8を制御する第2の制御用増幅器26とを具備して前記NPN出力トランジスタ3を流れるアイドリング電流が前記第1の基準電圧29によって、また前記PNP出力トランジスタ5を流れるアイドリング電流が前記第2の基準電圧によって定まることを特徴としたアイドリング電流制御回路。
IPC (2件):
H03F 3/30 ,  H03F 1/30

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