特許
J-GLOBAL ID:200903083135171148

加工性に優れた中炭素鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 道雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-047222
公開番号(公開出願番号):特開平8-246051
出願日: 1995年03月07日
公開日(公表日): 1996年09月24日
要約:
【要約】【目的】高炭素の黒鉛化鋼板に関して、フェライト結晶粒を粗大化させることなく充分に黒鉛化させることにより、加工性をより一層向上させる製造方法の提供。【構成】C:0.15〜0.45%、Si:0.05〜1.00%、Mn:0.05〜0.50%、Nb: 0.005〜 0.1%、sol.Al:0.02〜1.00%、N: 0.005〜 0.015%、B:3 〜 50ppm、Ni:0.05〜2.00%およびCa: 0〜0.01%で、残部がFeおよび不可避的不純物から成る鋼を、仕上げ温度 750〜 850°C、巻取り温度 500〜 650°Cとして熱間圧延後、 (1)650 〜 720°Cの温度での焼鈍、 (2)20〜80%の圧下率で冷間圧延後650 〜720 °Cの温度での焼鈍、または (3)650 〜 720°Cの温度での焼鈍をおこない、次いで40〜85%の圧下率で冷間圧延し、さらに 650〜800 °Cの温度範囲で焼鈍、することにより、鋼中の炭素の50%以上を黒鉛化する加工性に優れた黒鉛化鋼板の製造方法。
請求項(抜粋):
重量割合で、C:0.15〜0.45%、Si:0.05〜1.00%、Mn:0.05〜0.50%、Nb: 0.005〜 0.1%、sol.Al:0.02〜1.00%、N: 0.005〜 0.015%、B:3 〜 50ppm、Ni:0.05〜2.00%およびCa: 0〜0.01%で、残部がFeおよび不可避的不純物から成り、不純物中のPは 0.012%以下、Sは 0.008%以下である鋼を、仕上げ温度 750〜 850°C、巻取り温度 500〜 650°Cにて熱間圧延後、650 〜 720°Cの温度での焼鈍により、鋼中の炭素の50%以上を黒鉛化させることを特徴とする加工性に優れた中炭素鋼板の製造方法。
IPC (5件):
C21D 8/04 ,  C21D 9/48 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/12
FI (5件):
C21D 8/04 A ,  C21D 9/48 E ,  C22C 38/00 301 S ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/12

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