特許
J-GLOBAL ID:200903083141998526
振動型圧縮機
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-107904
公開番号(公開出願番号):特開平11-304270
出願日: 1998年04月17日
公開日(公表日): 1999年11月05日
要約:
【要約】【課題】 振動型圧縮機(C)の構成を複雑化させることなく、広い能力範囲にわたって振動型圧縮機(C)の効率を向上させる。【解決手段】 スターリング冷凍機(R) は、ダブルピストン型の振動型圧縮機(C) と、該圧縮機(C) の吐出ガスを膨張させて寒冷を発生させるフリーディスプレーサ型膨張機(E) とを備える。また、コントローラ(81)が、駆動コイル(18)への入力電力を変更して圧縮機の容量制御を行う。このコントローラ(81)は、ストローク導出部と波形制御部とを備える。ストローク導出部は、駆動コイル(18)への入力電力に基づき、ピストン(7)のストロークを導出する。波形制御部は、ストローク導出部で導出したピストン(7)のストロークに基づき、駆動コイル(18)への入力電力をオフセットする。そして、ピストン(7)のストロークに拘わらず、ピストン(7)の上死点を一定に保ち、圧縮空間(8)の死容積を一定に維持する。
請求項(抜粋):
シリンダ(3)と、該シリンダ(3)に挿入されてシリンダ(3)内部に圧縮空間(8)を区画形成するピストン(7)が設けられた可動部(20)と、該ピストン(7)がシリンダ(3)内で往復動自在になるように該可動部(20)を弾性支持する弾性部材(26)と、上記可動部(20)又はシリンダ(3)の何れか一方に固定された駆動用磁石(16)と、交流電力を発生する駆動電源(80)と、上記可動部(20)又はシリンダ(3)の他方に設けられ、上記駆動電源(80)より交流電力を受けて上記ピストン(7)がシリンダ(3)内で往復動するための電磁力を発生させる駆動コイル(18)とを備え、上記圧縮空間(8)内で冷媒ガスを周期的に圧縮する振動型圧縮機において、上記駆動コイル(18)への入力電力に基づき、上記ピストン(7)のストロークを導出するストローク導出手段(94)と、上記ピストン(7)の上死点を定位置に維持するために、該ストローク導出手段(94)で導出したピストン(7)のストロークに基づいてピストン(7)の中立位置を変更する中立位置変更手段とを備えていることを特徴とする振動型圧縮機。
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