特許
J-GLOBAL ID:200903083146280658

空気調和機の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大原 拓也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-249795
公開番号(公開出願番号):特開平7-083481
出願日: 1993年09月10日
公開日(公表日): 1995年03月28日
要約:
【要約】【目的】 空気調和機のファジィ制御において、電源オフによる学習したデータを無駄にせず、電源オンから室内を最適な環境とする。【構成】 室内温度と設定温度との温度差を入力1とし、単位時間当りの室温の変化量を入力2として設定されている制御ルールおよびメンバシップ関数を用いて予めファジィ演算してあるファジィ制御出力値(圧縮機回転数コードの増減値)を求めるとともに、前記入力1および入力2に対応してファジィ制御出力値に対する増減値をテーブル3bの形で求め、該求めた増減値を同ファジィ制御出力値に加算し、この加算したファジィ制御出力値により圧縮機を回転制御するための圧縮機回転周波数コードを補正する空気調和機の制御方法であって、上記のテーブルの増減値をEEPROM5に記憶しておき、当該空気調和機の電源を再投入したとき、同EEPROM5のデータをロードしてテーブル3bに書き込むようにする。
請求項(抜粋):
室内温度と設定温度との温度差を入力1とし、単位時間当りの室温の変化量を入力2とし、これら入力1および入力2に基づいて設定されている制御ルールおよびメンバシップ関数を用いて予めファジィ演算してあるファジィ制御出力値(圧縮機回転数コードの増減値)を求めるとともに、前記入力1および入力2に対応してファジィ制御出力値に対する増減値を求め、該求めたファジィ制御出力値に対する増減値を同ファジィ制御出力値に加算し、該加算したファジィ制御出力値を現在の圧縮機回転周波数コードに加え、該加えた圧縮機回転周波数コードにより圧縮機を回転制御する空気調和機の制御方法であって、前記ファジィ制御出力値に対する増減値を当該空気調和機のリモコン操作などの指令により決定し、該求めた増減値をテーブルの形で記憶するとともに、前記指令ごとに同テーブルを更新して記憶し、該更新したテーブルの増減値を書換え可能なROMに記憶しており、当該空気調和機の電源の再投入により、前記ROMの増減値を前記テーブルにセット可能とし、同テーブルの増減値をファジィ制御出力値に加味して圧縮機を回転制御することを特徴とする空気調和機の制御方法。

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