特許
J-GLOBAL ID:200903083158223374

カチオン性で熱硬化性のポリアミド-エピクロロヒドリン湿潤紙力増強用樹脂の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-138902
公開番号(公開出願番号):特開平7-207596
出願日: 1992年05月29日
公開日(公表日): 1995年08月08日
要約:
【要約】【目的】 実質的に減少した量の有機塩素汚染物を含有し,且つその湿潤強度特性が市販のポリアミド-エピクロロヒドリン樹脂と同等であるような,熱硬化性のポリアミド-エピクロロヒドリン湿潤紙力増強用樹脂の製造方法を提供する。【構成】 前記汚染物の減少は,エピクロロヒドリンをポリアミドに数回に分けて加える際に,常にエピクロロヒドリンの全量未満の量をポリアミドに加えてエピクロロヒドリンの実質的に全てをポリアミドと反応させつつ,エピクロロヒドリンの2つの官能価の一部を保持させて樹脂に熱硬化性の湿潤強度を付与することによって達成される。
請求項(抜粋):
約0.1重量%未満の1,3-ジクロロ-プロパン-2-オール及び3-クロロ-プロパンジオールを含有したカチオン性で熱硬化性のポリアルキレンアミン-アミド-エピクロロヒドリン湿潤紙力増強用樹脂の水溶液を製造する方法であって,2つのアミド基の間に少なくとも1つの第二級アミン基を有するポリアルキレンアミン-アミドポリマーの水溶液とエピクロロヒドリンとを約30〜60°Cの温度で接触させることを含み,このときどんな場合でもエピクロロヒドリンの量が前記ポリマー水溶液の半分を越えないようにエピクロロヒドリンを前記ポリマー水溶液に加え,エピクロロヒドリンの実質的に全てを前記ポリマーと反応させつつ,これにより得られた樹脂に熱硬化性湿潤強力紙用添加剤としての特性を付与するに足る量の,エピクロロヒドリンの未反応官能価を保持させることにより,エピクロロヒドリンと前記ポリマーにおける第二級アミン基と第三級アミン基の総和とのモル比が約0.3:1〜0.8:1となるような量にて接触させる,前記方法。
IPC (5件):
D21H 17/46 ,  C08G 59/10 NHL ,  C08G 59/62 NJH ,  C08G 73/00 NTB ,  C08G 73/02 NTC

前のページに戻る