特許
J-GLOBAL ID:200903083159685274

能動消音システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤谷 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-268215
公開番号(公開出願番号):特開平8-106293
出願日: 1994年10月05日
公開日(公表日): 1996年04月23日
要約:
【要約】【目的】新規に受音体を増設することなく車両騒音の消音を行うこと。【構成】能動消音システム1 は、エンジン制御ユニット100 とスピーカー200 から構成。エンジン制御ユニット100 は、エンジン制御ユニット100 の制御を司るCPU 101、RAM 及びROM より構成されエンジンの回転数や負荷毎に最適な干渉音の振幅及び位相を記憶している消音制御マップ102 、CPU 101の指令に基づき任意の振幅及び位相にてSIN 波を発生するSIN波発生回路103 、SIN波発生回路103 の出力を入力して増幅させるパワーアンプ104 、スピーカー200 のマイク作動時にスピーカー200 からの信号を周波数帯で選択増幅させる増幅回路105 、増幅回路105 からの出力からエンジンの爆発と同期する周波数成分の振幅と位相を抽出しCPU101 に出力する振幅位相抽出回路106 から構成。
請求項(抜粋):
車両走行時に発生する騒音に対して干渉音を生成し、前記騒音を低減させる能動消音システムであって、車両の運転条件に応じて前記干渉音の生成の制御を行うため、運転条件と振幅及び位相との関係を規定した消音制御表を記憶する消音制御表記憶手段と、車両の前記運転条件を検出する運転条件検出手段と、前記消音制御表から前記運転条件検出手段により検出された運転条件に対応する振幅及び位相を決定し、その振幅及び位相に基づいて前記干渉音を生成する干渉音生成手段と、前記干渉音生成手段によって生成された干渉音を発する発音機能を有した発音手段とを備え、前記発音手段は一時的に発音機能を停止して前記騒音を受音する受音機能を有し、前記干渉音発生手段は前記発音手段にて受音した騒音から消音対象周波数成分の振幅及び位相を検出するとともに、前記騒音の振幅及び位相データに基づいて前記消音制御表の補正を行い、前記干渉音発生手段は補正された消音制御表に従い、前記騒音に対する干渉音を生成することを特徴とする能動消音システム。
IPC (4件):
G10K 11/178 ,  B60R 11/02 ,  F01N 1/00 ,  G05D 19/02

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