特許
J-GLOBAL ID:200903083163092091

非水電解液電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 折寄 武士
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-132246
公開番号(公開出願番号):特開2004-335380
出願日: 2003年05月09日
公開日(公表日): 2004年11月25日
要約:
【課題】厚み寸法が大きく且つ短いシート状の正極を、負極およびセパレータとともに捲回してなる電極捲回体を電池要素とする非水電解液電池において、円筒状の外装缶の内部に生じるデッドスペースD量を最小限に抑える。【解決手段】電極捲回体の捲回中心部Cを楕円形状とする。電極捲回体の捲回中心部Cの楕円の長軸L1と短軸L2の寸法差(L1-L2)を、正負極3・4およびセパレータ5の厚み寸法の合計値(W)と略同寸法に設定する。これにより、捲回末端部Eに係る正負極3・4の外方向への張り出し寸法を小さくして、電極捲回体を円柱形状に近づけることができるので、円筒状の外装缶2内におけるデッドスペースD量を最小限に抑えることができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
上方開口部を有する有底円筒状の外装缶内に、シート状の正極と負極とをセパレータを介して捲回してなる略円柱形状の電極捲回体と、非水電解液とを収容してなる非水電解液電池であって、 前記電極捲回体は、前記正極の捲回始端部と捲回末端部とで規定される捲回数が1.5周以上、2.5周以下となるように正負極およびセパレータを捲回してなるものであって、正負極のない捲回中心部が略楕円形状をなしており、 前記正極は、活物質合剤をシート状に成形してなる2枚の正極シートと、これら正極シートの間に介在された集電体とを含み、前記正極シートと集電体は、捲回始端部のみを固定した状態でセパレータおよび負極とともに捲回されており、 前記捲回中心部の楕円の長軸と短軸の寸法差は、正負極およびセパレータの厚み寸法の合計値と略同寸法に設定されており、 前記正極の捲回末端部と前記捲回中心部の楕円の中心部とを結んだ仮想線と、捲回中心部の楕円の短軸方向とで規定される角度θが、0〜+70°の範囲にあることを特徴とする非水電解液電池。
IPC (2件):
H01M6/16 ,  H01M10/40
FI (2件):
H01M6/16 D ,  H01M10/40 Z
Fターム (25件):
5H024AA01 ,  5H024AA02 ,  5H024AA03 ,  5H024AA06 ,  5H024AA12 ,  5H024BB09 ,  5H024CC02 ,  5H024CC12 ,  5H024FF31 ,  5H024HH13 ,  5H024HH15 ,  5H029AJ03 ,  5H029AJ14 ,  5H029AK02 ,  5H029AK03 ,  5H029AL07 ,  5H029AL12 ,  5H029AM03 ,  5H029AM04 ,  5H029AM07 ,  5H029BJ02 ,  5H029BJ14 ,  5H029CJ07 ,  5H029HJ04 ,  5H029HJ12
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 巻回構造の電極体を有する電池
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-307073   出願人:日立マクセル株式会社
  • 電 池
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-264421   出願人:三洋電機株式会社

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