特許
J-GLOBAL ID:200903083168051539

超音波学習装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-160475
公開番号(公開出願番号):特開平6-348406
出願日: 1993年06月05日
公開日(公表日): 1994年12月22日
要約:
【要約】【目的】 超音波送受波手段と表示画面とを備えた基板の板面に入力ペンで接触することにより学習情報を入力し、表示する超音波学習装置を提供する。【構成】 すだれ状電極TXおよびTYから線形チャープ信号を入力すると、すだれ状電極TXおよびTYの電極周期長にほぼ対応して変化する周波数の電気信号が弾性表面波に変換されて圧電基板7を伝搬し、すだれ状電極RXおよびRYの電極周期長にほぼ等しい波長の弾性表面波が遅延電気信号に変換されて、すだれ状電極RXおよびRYから出力される。圧電基板7上の弾性表面波の伝搬路を入力ペンのペン先で接触すると、接触位置に対応する弾性表面波が減衰し、それに応じて遅延電気信号も減衰する。接触位置はこのようにして減衰した遅延電気信号の周波数から検出できる。表示画面8にはその接触位置に対応する形で情報が表示される。
請求項(抜粋):
ほぼ透明な基板の一方の板面F1に第1および第2の超音波送受波手段を備えるとともに前記基板のもう一方の板面F2に少なくとも1種類の色で表示される表示装置の表示画面を備えた対話型の超音波学習装置であって、前記板面F1上の位置を表わす位置信号を生成し、入力ペンのペン先またはレーザーペンによって照射されるレーザー光のスポットにより前記板面F1に指示された位置を前記位置信号に基づき入力位置として特定する手段を備え、学習情報を記憶する手段と、前記特定された入力位置に対応する学習情報を入力情報として検出する手段とを含む学習情報処理手段を備え、前記超音波送受波手段はN組のすだれ状電極Pi(i=1,2,......,N)と、前記すだれ状電極Piにそれぞれ対応するN組のすだれ状電極Qi(i=1,2,......,N)とから成り、前記すだれ状電極PiおよびQiは前記すだれ状電極PiおよびQiの中心線に平行な方向に沿ってそれぞれの電極周期長が連続的に変化する構造を成し、前記すだれ状電極Piは弾性表面波励振手段に接続され、この弾性表面波励振手段から該すだれ状電極Piの電極周期長にほぼ対応して連続的に変化する周波数の電気信号を受け、前記板面F1に弾性表面波を励振し、前記すだれ状電極Qiは前記すだれ状電極Piにより前記板面F1に励振された前記弾性表面波に応じた前記位置信号を出力し、前記すだれ状電極PiとQiとは前記弾性表面波の送受波の指向軸を共通にして互いに1対1に対をなして配置されていて、前記第1の超音波送受波手段における前記すだれ状電極Piから前記すだれ状電極Qiに至る間の前記板面F1で成る弾性表面波の伝搬路Di(i=1,2,......,N)と、前記第2の超音波送受波手段における前記伝搬路Diとが互いに直交していて、前記すだれ状電極Qiのそれぞれの出力端は互いに電気的に接続点Mで接続されており、前記弾性表面波励振手段は出力端が前記すだれ状電極Piの入力端にそれぞれ接続されたN個のスイッチSi(i=1,2,......,N)と、該スイッチSiを順次に所定の周期で電気的にそれぞれ断続するスイッチ制御手段とを含み、前記入力位置特定手段は前記接続点Mに現われる前記位置信号のうちで大きさが変化する前記位置信号が検出されるときに接続されている前記スイッチSiの位置に基づき前記入力位置が含まれる前記伝搬路Diを特定し、大きさが変化する前記位置信号の周波数成分を調べ、該周波数成分のうちで変動した周波数成分を感知し、前記各超音波送受波手段におけるそれぞれの前記変動周波数成分に基づき前記板面F1上の前記入力位置を特定し、前記学習情報処理手段は前記入力情報検出手段で検出された前記学習情報を前記表示画面に所定の時間だけ表示させておく手段と、前記表示画面に表示された前記学習情報に応じて別の学習情報を該表示画面に表示させる手段とを含むことを特徴とする対話型の超音波学習装置。
IPC (2件):
G06F 3/033 340 ,  G09B 7/00

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