特許
J-GLOBAL ID:200903083181539648

マルチビーム走査装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樺山 亨 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-357394
公開番号(公開出願番号):特開平11-183814
出願日: 1997年12月25日
公開日(公表日): 1999年07月09日
要約:
【要約】【課題】走査結像レンズにおける共役化機能と等速化機能を良好に保ちつつ、主・副走査方向の像面湾曲を良好に補正し、良好なマルチビーム走査を実現する。【解決手段】複数の発光部からの複数ビームをそれぞれ、主走査対応方向に長い線像に結像させ、各線像の結像位置近傍に偏向反射面5Aを持つ光偏向器5により等角速度的に偏向させ、各偏向ビームを同一の走査結像レンズにより被走査面8上に副走査方向に分離した光スポットとして集光せしめて被走査面8の複数走査線の等速的な光走査を行なうマルチビーム走査装置であって、走査結像レンズが2枚のレンズ6,7により構成され、レンズ6は光偏向器側に凹面を向けた正メニスカスレンズで両面が共軸非球面形状であり、レンズ7は、少なくとも1面が、主走査断面内において非円弧形状を有し、且つ、該レンズ面における副走査断面内の曲率中心を主走査対応方向に連ねた曲率中心線が、主走査断面内において上記非円弧形状とは異なる曲線となるように、上記副走査断面内における曲率半径が主走査対応方向に変化しているものである。
請求項(抜粋):
複数の発光源から放射される複数のビームのそれぞれを主走査対応方向に長い線像として、副走査対応方向に互いに分離して結像させ、上記各線像の結像位置近傍に偏向反射面を持つ光偏向器により等角速度的に偏向させ、各偏向ビームを同一の走査結像レンズにより被走査面上に副走査方向に分離した光スポットとして集光せしめて上記被走査面の複数走査線の等速的な光走査を行なうマルチビーム光走査装置において、上記走査結像レンズが、2枚のレンズにより構成され、光偏向器側のレンズは、光偏向器側に凹面を向けた正メニスカスレンズで、両面が共軸非球面形状であり、被走査面側のレンズは、少なくとも1面が、主走査断面内において非円弧形状を有し、且つ、該レンズ面における副走査断面内の曲率中心を主走査対応方向に連ねた曲率中心線が、主走査断面内において上記非円弧形状とは異なる曲線となるように、上記副走査断面内における曲率半径を主走査対応方向に変化させたものであることを特徴とするマルチビーム走査装置。
IPC (2件):
G02B 26/10 ,  G02B 26/10 102
FI (2件):
G02B 26/10 B ,  G02B 26/10 102

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