特許
J-GLOBAL ID:200903083181931963

内燃機関のバルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-227067
公開番号(公開出願番号):特開2001-050019
出願日: 1999年08月11日
公開日(公表日): 2001年02月23日
要約:
【要約】【課題】 機関弁からのトルク反力によるベーン体の急激な進みにプランジャが確実に追従できるようにする。バルブタイミングの制御応答性の向上と静粛性の向上を図る。【解決手段】 カムシャフトに結合したベーン体4にプランジャ14を摺動自在に取り付け、進角側回動制御時にプランジャ14内の圧力室47に進角側油圧室27の圧力を導入することで、プランジャ14の先端をシュー67を介してハウジング2の隔壁部13に押接する。シュー67をプランジャ14の先端に首振り揺動可能に取付けることで、シュー14の先端を隔壁部13に対して常時平面接触させる。シュー67の平面接触部は隔壁部13から離間しようとするときに、その周域の圧力降下と作動油の粘性によって離間を阻止される。このため、プランジャ14はベーン体4の回動時に確実に追従作動する。
請求項(抜粋):
機関のクランクシャフトによって回転駆動する駆動回転体と、外周に機関弁を作動させるための駆動カムを有する一方で前記駆動回転体が必要に応じて相対回動できるように組み付けられ、前記駆動回転体から動力を伝達されて従動回転するカムシャフトと、このカムシャフトと前記駆動回転体のうちの一方側の部材に固定されると共に回転中心部から径方向外側に放射状に延出する少なくとも一つの羽根部を有するベーン体と、前記カムシャフトと駆動回転体のうちの他方側の部材に固定されると共に内周面に前記ベーン体の回転中心方向に延出する複数の隔壁部を有し、この複数の隔壁部が前記ベーン体の各羽根部の回転方向両側に進角側油圧室及び遅角側油圧室を形成する筒状部材と、前記進角側油圧室と遅角側油圧室に相対的に油圧を吸排して前記ベーン体を筒状部材に対して正逆回転させる油圧回路と、前記ベーン体を筒状部材に対して一方向に回転させる際に機関弁からのトルク反力によるベーン体の戻りを規制する規制機構と、を備え、前記規制機構が、ベーン体と筒状部材のうちの一方側の部材に摺動自在に取り付けられたプランジャの先端側をベーン体と筒状部材のうちの他方側の部材に押接する構成とされた内燃機関のバルブタイミング制御装置であって、前記プランジャの先端の押接部を、前記他方側の部材に面接触させたことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
Fターム (21件):
3G016AA06 ,  3G016AA19 ,  3G016BA23 ,  3G016BA38 ,  3G016CA04 ,  3G016CA13 ,  3G016CA15 ,  3G016CA17 ,  3G016CA24 ,  3G016CA27 ,  3G016CA33 ,  3G016CA36 ,  3G016CA46 ,  3G016CA48 ,  3G016CA52 ,  3G016CA59 ,  3G016DA06 ,  3G016DA22 ,  3G016GA00 ,  3G016GA01 ,  3G016GA04

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