特許
J-GLOBAL ID:200903083182162181

カラー拡散転写写真感光材料

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小栗 昌平 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-062473
公開番号(公開出願番号):特開2001-249436
出願日: 2000年03月07日
公開日(公表日): 2001年09月14日
要約:
【要約】【課題】転写画像の最大濃度が高く、感光材料の保存中における処理後Dminの増加が防止されたカラー拡散転写写真感光材料を提供する。【解決手段】透明支持体上に、受像層、白色反射層、遮光層及び色素形成化合物と組み合わされたハロゲン化銀乳剤層を有し、該色素形成化合物を含有する層のうち最も支持体に近い層と遮光層との間に親水性高分子を主成分とする層を塗設量0.05〜1.5g/m2で有し、且つ式(I-a)又は(I-b)の化合物を含有する感光シートと、中和タイミング層を有するカバーシートとの間にアルカリ性処理組成物を展開して画像を形成するカラー拡散転写写真感光材料。【化1】
請求項(抜粋):
透明支持体上に、受像層、白色反射層、遮光層および少なくとも1つの色素形成化合物と組み合わされた少なくとも1つのハロゲン化銀乳剤層を有する感光シートと中和タイミング層を有するカバーシートとの間にアルカリ性処理組成物を展開して画像を形成するカラー拡散転写写真感光材料において、該感光シート中に下記一般式(I-a)および(I-b)で表される化合物のうちの少なくとも一種を含有し、該色素形成化合物を含有する層のうち最も支持体に近い層と該遮光層との間に少なくとも1種の親水性高分子を主成分とする層を有し、該親水性高分子を主成分とする層の塗設量が1.5g/m2以下0.05g/m2以上であることを特徴とするカラー拡散転写写真感光材料。【化1】式(I-a)中、X1は水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、シクロアルキル基、アラルキル基、アルケニル基、アリール基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アシルアミノ基、スルホニルアミノ基、ウレイド基、アルキルチオ基、アリールチオ基、アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、スルファモイル基、スルホニル基、アシル基、ウレタン基、アミノ基、スルファモイルアミノ基、シアノ基、ヒドロキシル基、ホスホン酸エステル基または複素環式基を表す。mは1〜5の整数を表す。mが2以上のとき、X1は同一でも異なってもよい。mが2、3、4または5のとき、2つのX1が互いに結合して飽和または不飽和の環を形成してもよい。式(I-b)中、X2はアルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アシルアミノ基、スルホニルアミノ基、ウレイド基、アルキルチオ基、アリールチオ基、アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、スルファモイル基、スルホニル基、アルコキシカルボニルアミノ基、アミノ基、スルファモイルアミノ基、シアノ基、ヒドロキシル基またはハロゲン原子を表す。nは1〜4の整数を表す。nが2以上のとき、複数のX2は同一でも異なってもよい。Rはアルキル基を表す。

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