特許
J-GLOBAL ID:200903083184037597

圧縮かつ符号化された音声映像ストリームに属する音声信号用復号器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川原田 一穂 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-350891
公開番号(公開出願番号):特開平8-272393
出願日: 1995年12月25日
公開日(公表日): 1996年10月18日
要約:
【要約】【課題】 ISO/IEC 11172 規格により符号化された音声映像ストリームに属する音声信号用の復号器を提供すること。【解決手段】 本復号器は出力ユニット(UP)を含み、この出力ユニットは所望のサンプリングレートに依存して第1及び第2クロック信号により制御され、音声映像同期を管理する手段(SAV) に接続される。この管理手段(SAV) は、システムクロック信号を表す第1タイミング信号(SCR) とデータ出力の正しい時間を表す第2タイミング信号(PTS) を比較することにより、出力データの出力を開始し、独立に2つのクロック信号(CLK24,CLK22) を発生し、デジタルフィルター(FD)を含むフィードバック回路により所望のサンプリングレートに対応した信号を修正する。
請求項(抜粋):
ISO/IEC 1172規格によりデジタル符号化された音声映像ストリームに属する音声信号用の復号器(DA)であって、そのような音声信号はパケットヘッダーとデータワードを含むパケットに挿入され、パケットヘッダーは第1グループのサービスワードを有し、データワードは音声信号サンプルから構成され、音声信号サンプルはフレーム中に挿入され、フレームは予め設定された数の音声サンプルと第2グループのサービスワードを有するフレームヘッダーを含み、該復号器(DA)は、(1)音声パケット、並びにプログラミング及び同期情報を上記規格のシステム層を管理する外部ユニット(DS,CN) から受け取るためのインターフェース手段(IS)、(2)インターフェース手段(IS)からパケットを受け取り、構成の正常性及び第1グループのサービスワードのシーケンスの正常性を認識し、パケットに含まれるデータの出力タイムスタンプ(PTS) が第1グループのサービスワード内で認識されると、それらのデータを後続のユニットに送る、音声パケットのパーザー(AS)、(3)パーザー(AS)からパケットのデータワードの内容を受け取り、第2グループのサービスワードを用いてそれを復号化する、音声ストリームを復号化するための手段(DFA) 、(4)パーザー(AS)及び音声ストリーム復号化手段(DFA) により与えられる情報を基に、音声データの同期を検索し検査するための手段(RS)、(5)復号化されたデータをデジタル-アナログ変換手段に与えるための出力ユニット(UP)であって、少なくとも第1及び第2マスター周波数から導ける異なるサンプリングレートでデータ出力が可能であり、第1マスター周波数は復号器(DA)の構成要素用の内部クロック信号(CLK24) を発生するのにも用いられる、上記出力ユニット(UP)を含んでおり、該復号器(DA)はさらに音声映像同期を管理する手段(SAV) を含み、該手段(SAV) は、(ア)インターフェイス手段(IS)により与えられ、映像信号の復号化と出力の時間を定める第1タイミング信号(SCR) と、音声サンプルのストリームから取られ、同じ出力タイムスタンプからなる第2タイミング信号(PTS) を比較することにより、音声信号の出力を開始し、(イ)第1又は第2マスター周波数から夫々導かれたサンプリングレートで、音声信号の正常な出力のための第1又は第2クロック信号(CLK24,CLK22) を独立に発生し、デジタルフィルター(FN)を含み且つ第1タイミング信号(SCR) と第2タイミング信号(PTS) 間の差を最小にするように動作するフィードバック回路を用いてこれらのクロック信号を制御し、音声信号出力用の第1クロック信号を該復号器(DA)の前記内部クロック信号に一致させる、ことを特徴とする上記音声信号用復号器(DA)。
IPC (4件):
G10L 7/04 ,  G10L 9/18 ,  H03M 7/30 ,  H04N 7/24
FI (4件):
G10L 7/04 G ,  G10L 9/18 A ,  H03M 7/30 Z ,  H04N 7/13 Z

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