特許
J-GLOBAL ID:200903083185198390

モータの速度制御装置及び磁気記録再生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本田 崇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-051538
公開番号(公開出願番号):特開平9-247976
出願日: 1996年03月08日
公開日(公表日): 1997年09月19日
要約:
【要約】【課題】 開ループ制御から閉ループ制御に切り換えた時に、閉ループ制御時のモータの目標速度への引き込みを常に円滑且つ迅速に行うこと。【解決手段】 総合コントロール部16は開ループ制御時にスイッチ18をオンして、開ループ制御用誤差値発生部17により発生された速度誤差電圧を誤差オフセット保持部144に入力する。総合コントロール部16により閉ループに切り替った時、ループフィルタ14は誤差オフセット保持部144に保持されている誤差オフセット値を用いて速度誤差電圧を作成して出力するため、この速度誤差電圧はほぼ開ループ制御時の最終に発生されたモータの負荷に応じた目標速度に対応する速度誤差電圧とほぼ同じであり、従って、前記切替直後にモータドライブアンプ2へ入力される速度誤差電圧は、常に、モータ4を目標速度にする適切な値になっているので、モータ4を目標速度へ円滑且つ迅速引き込むことができる。
請求項(抜粋):
モータの回転速度を制御するための値の変化する制御電圧を発生し、この制御電圧に従ってモータを駆動する開ループ制御系と、モータの回転速度情報とこのモータの目標回転速度情報との差及び初期値に基づいて速度誤差電圧を作成し、この速度誤差電圧に従ってモータを駆動する閉ループ制御系と、起動時に開ループ制御系でモータの回転速度を制御した後、閉ループ制御系で引き続きモータを制御する切り替えを行う制御手段とを有するモータの速度制御装置において、前記制御手段が前記開ループ制御系から閉ループ制御系に切り替えた時に、その切り替え前に前記開ループ制御系で発生された制御電圧を前記閉ループ制御系で用いる前記初期値として設定する初期値設定手段とを具備したことを特徴とするモータの速度制御装置。
IPC (3件):
H02P 5/00 ,  G11B 15/46 ,  H02P 1/16
FI (3件):
H02P 5/00 H ,  G11B 15/46 Z ,  H02P 1/16

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