特許
J-GLOBAL ID:200903083198304849

ヒト・サイトメガロウィルス感染に対するコドン最適化型ポリヌクレオチド系ワクチン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 青木 篤 ,  石田 敬 ,  福本 積 ,  古賀 哲次 ,  中村 和広 ,  西山 雅也
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-563851
公開番号(公開出願番号):特表2006-511221
出願日: 2003年12月19日
公開日(公表日): 2006年04月06日
要約:
本発明は、ポリヌクレオチド系サイトメガロウィルス・ワクチンに関する。具体的には本発明は、HCMV抗原を作業可能にコードするプラスミドであり、これらのプラスミドにおいて、HCMV抗原に対応する自然発生型コード領域が、コドン最適化によってヒト又はその他の哺乳動物の細胞における翻訳が改善されるように修飾されている。本発明において有用なHCMV抗原の一例としては、pp65、糖タンパク質B(gB)、IE1及びこれらの抗原のいずれかの断片、変異体又は誘導体が挙げられる。或る実施態様の場合、配列、例えばpp65におけるArg435-Lys438の推定上のキナーゼ、及びgBにおける膜アンカー及び細胞内ドメインが欠失させられている。本発明はさらに、哺乳動物、例えばヒトにおいてHCMVに対する免疫応答を誘発する方法であって、上述のコドン最適化型HCMV抗原をコードするプラスミドを送達することを含む方法に関する。本発明はまた製薬組成物であって、上述のコドン最適化型HCMV抗原をコードするプラスミドを含み、そしてさらに、アジュバント、賦形剤又は免疫モジュレーターを含む製薬組成物に関する。
請求項(抜粋):
SEQ ID NO:2の最小50個の連続アミノ酸をコードする核酸を含む単離ポリヌクレオチドであって;前記核酸が、SEQ ID NO:2のHCMV pp65ポリペプチドに対応するコドン最適化型コード領域の断片であり; 前記コドン最適化型コード領域が、 ala-GCGコドンがGCCに変化させられ; arg-CGTコドンがCGCに変化させられ; pro-CCGコドンがCCC, CCT又はCCAに変化させられ; ser-TCGコドンがTCCに変化させられ;そして thr-ACGコドンがACCに変化させられる ことを除いて、野生型コード領域と同一であり; 前記50個の連続アミノ酸は、HCMVに対する免疫応答を誘発することができる ことを特徴とする、前記単離ポリヌクレオチド。
IPC (9件):
C12N 15/09 ,  A61K 31/131 ,  A61K 39/39 ,  A61K 45/00 ,  A61K 48/00 ,  A61P 1/16 ,  A61P 31/20 ,  A61P 37/02 ,  A61K 38/00
FI (9件):
C12N15/00 A ,  A61K31/131 ,  A61K39/39 ,  A61K45/00 ,  A61K48/00 ,  A61P1/16 ,  A61P31/20 ,  A61P37/02 ,  A61K37/02
Fターム (28件):
4B024AA01 ,  4B024BA32 ,  4B024CA04 ,  4B024CA05 ,  4B024CA06 ,  4B024CA07 ,  4B024CA12 ,  4B024DA02 ,  4B024EA04 ,  4B024FA02 ,  4B024FA10 ,  4B024GA11 ,  4B024GA18 ,  4B024HA08 ,  4B024HA14 ,  4C084AA13 ,  4C084AA17 ,  4C084BA44 ,  4C084CA01 ,  4C084NA14 ,  4C084ZA752 ,  4C084ZB332 ,  4C085AA38 ,  4C085FF12 ,  4C206AA01 ,  4C206FA01 ,  4C206ZA75 ,  4C206ZB33
引用特許:
審査官引用 (2件)
引用文献:
審査官引用 (1件)

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