特許
J-GLOBAL ID:200903083203314297
遊星歯車減速スタータ装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-095016
公開番号(公開出願番号):特開平8-291783
出願日: 1995年04月20日
公開日(公表日): 1996年11月05日
要約:
【要約】【目的】 この発明は、パッキンを部品の軸方向寸法のバラツキを吸収できる構造とし、部品の軸方向寸法を高精度に管理することなく、低コスト、高生産性、かつ小型化が図られる遊星歯車減速スタータ装置を得ることを目的とする。【構成】 パッキン21は、環状部21a、この環状部21の一端から径方向内方に延設された鍔部21b、この鍔部21bの内面に等角ピッチで、放射状に複数形成された半円状の断面形状を有する突起部21cにより構成されている。このパッキン21は、環状部21aが内歯歯車装置の外周面に嵌着され、鍔部21bが内歯歯車装置の端面とプレートの側面との間に圧縮状態で挟持されて、装着されている。そして、内歯歯車装置やプレートの軸方向寸法の大小に応じて突起部21cの圧縮変形量が変動し、軸方向寸法のバラツキが吸収される。
請求項(抜粋):
直流電動機と、エンジンのリングギアに歯車係合するピニオンを配設した出力回転軸と、前記直流電動機の電機子回転軸の前部側に設けられた平歯車と、前記出力回転軸の後端に構成されて前記電機子回転軸の前端部を回転自在に軸承するフランジと、ブラケットの凹溝内に収納されて前記フランジを回転自在に軸承するとともに内周面に内歯歯車が形成された内歯歯車装置と、前記平歯車および前記内歯歯車の双方に噛み合うように前記フランジに回転自在に軸承された複数の遊星歯車と、前記直流電動機のヨーク前端側に配置されたプレートと、環状部および該環状部の一端から径方向内方に延設された鍔部を有し該環状部が前記内歯歯車装置の外周面に嵌装され、該鍔部が前記内歯歯車装置の端面と前記プレートの側面との間に挟持されて装着されたパッキンとを備えた遊星歯車減速スタータ装置において、前記パッキンの前記鍔部に前記内歯歯車装置の軸方向寸法のバラツキを吸収するバラツキ吸収部が設けられていることを特徴とする遊星歯車減速スタータ装置。
IPC (2件):
FI (3件):
F02N 15/02 M
, F02N 15/02 Z
, F02N 11/00 H
引用特許:
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