特許
J-GLOBAL ID:200903083211616146

水晶発振回路及び水晶共振子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-103809
公開番号(公開出願番号):特開2001-292030
出願日: 2000年04月05日
公開日(公表日): 2001年10月19日
要約:
【要約】【課題】 高精度の周波数安定度が、温度センサによる温度の検出を要せず確実に得られるようにした水晶発振回路及び水晶共振子を提供すること。【解決手段】 熱的に結合させてある2個の水晶共振子7A、7Bを用い、2台の水晶発振部8、9により、夫々周波数f1、f2 の発振信号を取出すようにすると、これらの周波数f1、f2 の差を表わす差周波数Δfから、温度変化による周波数f1 と目標出力周波数f0 の周波数f1 と目標周波数f0 の差を表わす補正周波数差δfが得られる。そこで、これを周波数加算部12により周波数f1 に加算してやれば、温度を検出することなく、温度変化に対して安定化された目標周波数f0 の出力信号を得る個とができる。
請求項(抜粋):
第1の水晶共振子を用いて周波数f1 の第1の信号を発生する第1の発振回路と、前記第1の水晶共振子に熱的に結合した第2の水晶共振子を用いて周波数f2の第2の信号を発生する第2の発振回路と、前記第1と第2の信号の差周波数Δf(=f1-f2)を検出する差周波数検出手段と、前記差周波数Δfと、前記第1の信号の周波数f1 と目標周波数f0 の差を表わす補正周波数差δf(=f0-f1)の関係を予め実測し、その結果を、前記差周波数Δfをアドレス、前記補正周波数差δfを出力データにして記憶したROMを用い、差周波数Δfを補正周波数差δfに変換して出力する差周波数変換手段と、この差周波数変換手段から出力された補正周波数差δfを前記第1の信号の周波数f1 に加算する周波数加算手段とを備え、この周波数加算手段から目標周波数f0 に安定化された発振出力信号を得るように構成したことを特徴とする水晶発振回路。
Fターム (8件):
5J079AA04 ,  5J079AB01 ,  5J079BA02 ,  5J079BA31 ,  5J079CB04 ,  5J079FB20 ,  5J079FB35 ,  5J079FB39

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