特許
J-GLOBAL ID:200903083229018602
燃料蒸発ガス抑止装置の診断装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
後藤 政喜 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-174450
公開番号(公開出願番号):特開平7-034986
出願日: 1993年07月14日
公開日(公表日): 1995年02月03日
要約:
【要約】【目的】 外気温センサを設けることなく、極低温時の外気条件での誤診断を回避する。【構成】 水温センサ40と燃温センサ41の2つのセンサからの信号にもとづいて判定手段43がパージラインの漏れを診断する条件にあるかどうかを判定し、この診断条件になると圧力センサ42からの信号にもとづいて診断手段44がパージラインに漏れがあるかどうかをパージバルブ38とドレインカットバルブ39を開閉制御することによって診断する。2つの温度センサ40,41からの信号にもとづいて冷間始動時に推定手段45が外気温を推定し、この外気温の推定値から極低温の外気条件であるかどうかを判定手段46が判定し、極低温の外気条件であることが判定されたとき漏れ診断手段44による漏れ診断を禁止手段47が禁止する。
請求項(抜粋):
燃料タンクと、キャニスターと、前記燃料タンク内で蒸発した燃料を前記キャニスターに導く通路と、前記キャニスターから前記燃料タンクへの逆流を阻止するチェックバルブと、前記キャニスターと吸気絞り弁の下流の吸気管とを連通する通路と、この通路を開閉するパージバルブと、前記キャニスターに新気を導入する通路を開閉するドレインカットバルブと、冷却水温を検出するセンサと、燃温を検出するセンサと、パージラインの圧力を検出するセンサと、前記2つの温度センサからの信号にもとづいてパージラインの漏れを診断する条件にあるかどうかを判定する手段と、この診断条件になると前記圧力センサからの信号にもとづいて前記パージラインに漏れがあるかどうかを前記パージバルブとドレインカットバルブを開閉制御することによって診断する手段と、前記2つの温度センサからの信号にもとづいて冷間始動時に外気温を推定する手段と、この外気温の推定値から極低温の外気条件であるかどうかを判定する手段と、極低温の外気条件であることが判定されたとき前記漏れ診断手段による漏れ診断を禁止する手段とを設けたことを特徴とする燃料蒸発ガス抑止装置の診断装置。
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