特許
J-GLOBAL ID:200903083230122782

回路遮断器の欠相保護回路及び不足電圧保護回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 駒田 喜英
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-271772
公開番号(公開出願番号):特開平8-111162
出願日: 1994年10月11日
公開日(公表日): 1996年04月30日
要約:
【要約】【目的】過渡状態や歪み波の発生時における誤動作を防止する。【構成】主回路各相R,S,Tの電圧信号を全波整流手段で全波整流し、得られた全波整流信号VD を平均値検出手段で平均した平均値信号Vavg が第2の基準値Vref2より小さくなった場合に、全波整流信号VD が第1の基準値Vref1より大きいことを条件に欠相状態と判定して遅延手段を介してトリガ手段を駆動し、引外し電磁石を作動させる。これにより、過渡状態では全波整流信号VD が第1の基準値Vref1より小さいことから引外し電磁石は作動せず、また歪み波の発生時にも平均値信号Vavg が第2の基準値Vref2より小さくならない限り作動しない。
請求項(抜粋):
周波数が同一で位相角が互いに異なる複数の起電力により電力を供給する多相回路に接続され、この多相回路のいずれかの一相電力が欠落した場合に開路して負荷機器の保護を図る回路遮断器の欠相保護回路において、多相回路の各相の全波整流信号を検出する全波整流手段と、この全波整流手段からの前記全波整流信号と第1の基準値とを比較し、前記全波整流信号がこの第1の基準値より大きいときに信号を出力する第1の比較手段と、前記全波整流信号の平均値信号を検出する平均値検出手段と、この平均値検出手段からの前記平均値信号と第2の基準値とを比較し、前記平均値信号がこの第2の基準値より小さいときに信号を出力する第2の比較手段と、前記第1及び第2比較手段からの信号出力の論理積により信号を出力する論理積手段と、この論理積手段からの信号出力に応動して特定の遅延時間が経過した後に信号を出力する遅延手段と、この遅延手段からの信号出力に応動して引外し電磁石を作動させるトリガ手段とを備えることを特徴とする回路遮断器の欠相保護回路。
IPC (3件):
H01H 83/12 ,  H01H 71/74 ,  H01H 83/14
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭61-124223
  • 特開昭61-139220
  • 特開平3-218219
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