特許
J-GLOBAL ID:200903083238580631

生物学的試料に含まれるグルコースの分析のための方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝日奈 宗太 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-528590
公開番号(公開出願番号):特表平9-512722
出願日: 1995年04月26日
公開日(公表日): 1997年12月22日
要約:
【要約】生物学的な試料内のグルコースの濃度の分析的な決定のための方法。検知工程において、光が(22)により試料(24)内に照射され、当該光とプローブから発せられた光(24)との相互作用ののち(23)によって検知され、該相互作用によって変化しうる光の物理的特性が決定される。グルコース濃度は評価工程におけるこの測定から見出される。試薬なしのグルコースの決定のための非侵襲的な方法を提供するために、受光器の定義された光学的な長さを備えた参照光路(26)を経て発光器により照射された光の一部が、その総光路についても定義された光学的な長さを有している受光器に伝達され、測定された参照光が互いに干渉するように参照光路とともに試料を経て通過したのち測定された光路を伝達することが提案されている。ここでは受光器が、グルコース濃度を見出すために評価工程において用いられる干渉信号を測定する。
請求項(抜粋):
光源からの測定光が前記試料内に照射されるために1次側測定光路に沿って導かれ、前記測定光が試料内部の測定光路に沿って進み、生物学的な試料と光との相互作用によって変化することができ、生物学的マトリクス中のグルコース濃度と相互に関係する光の物理学的特性を決定するために、検知している光検知器の測定光路に沿って該試料から現れる光が案内される検知工程、および 前記グルコース濃度が少なくとも1つの検知工程において決定された前記光の物理学的特性から決定される評価工程 からなる生物学的な試料中のグルコースの濃度を分析的に決定するための方法であって、 前記光源によって発せられた光の一部が前記光検知の定義された光学的な長さの参照光路に沿って導かれ、前記1次側測定光路、試料の光路および2次側測定光路からなる総測定光路が定義された光学経路の長さを有し、 前記2次測定光経路および参照光路が、該2次光と参照光とがたがいに干渉し、これによって前記光検知器が干渉信号を検知するように該光検知器の前で結合され、および、 前記グルコース濃度を決定するために前記評価工程において干渉信号が用いられる ことを特徴とする方法。

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