特許
J-GLOBAL ID:200903083239462837
電力用アクティブフィルタ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-061449
公開番号(公開出願番号):特開平8-265971
出願日: 1995年03月22日
公開日(公表日): 1996年10月11日
要約:
【要約】【目的】 アクティブフィルタの高調波成分を打ち消す補償電流を演算する補償電流指令値演算回路、アクティブフィルタの装置容量を制限するリミット回路を有するものにおいて、装置容量100%の出力が出せるようにすることを目的とする。【構成】 基本波無効電流リミット回路22,高調波成分電流リミット回路23および基本波逆相分電流リミット回路24を設けるとともに、これらのリミット回路の電流リミット値を可変制御するリミット値可変制御回路25を設けて、ある成分がリミット値に達しても、他の成分がリミット値以下である場合は、リミット値に達した電流リミット回路のリミット値を変更し、すべての成分がリミット値に達するようにする。
請求項(抜粋):
電源に対して負荷と並列に接続され、負荷電流から該負荷電流に含まれる高調波成分を検出して補償電流指令値を演算する補償電流指令値演算回路と、該補償電流指令値演算回路により演算された補償電流指令値を制御信号として入力し、前記高調波成分を打ち消す補償電流を出力する補償電流発生手段とで構成された電力用アクティブフィルタであって、前記補償電流指令値演算回路は、負荷電流を3相2相変換して電源電圧位相により回転座標変換し、この回転座標変換により基本波有効成分と基本波無効成分とに分離して夫々を除去し、次に電源角周波数の2倍の周波数による回転座標変換して負荷不平衡などにともなう基本波逆相分の分離、除去を行って高調波成分を取り出し、且つ、前記分離した逆相成分を再度加算して逆相成分の補償を可能とするとともに、これら各成分の電流値を所定値に制限する高調波成分電流リミット回路と基本波逆相分電流リミット回路を設け、所定値に制限された高調波分及び逆相成分を電源角周波数の2倍の周波数による回転座標変換によりもどして、先に分離した基本波無効成分を、基本波無効電流リミット回路を介して加算し、電源周期の回転座標変換した後2相3相変換して3相の補償電流指令値を得るとともに、前記高周波成分,基本波逆相分及び基本波無効成分の電流を入力し、高調波成分電流リミット回路,基本波逆相分電流リミット回路および基本波無効電流リミット回路のリミット値を可変制御するリミット値可変制御手段を設け、いずれか一方のリミット回路の電流がリミット値に達し、他方のリミット回路の電流がリミット値に達していないときは、リミット値に達した方のリミット回路のリミット値を変更して、負荷の状態によらず装置容量に見合った出力を出せるようにしたことを特徴とする電力用アクティブフィルタ。
IPC (2件):
FI (2件):
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