特許
J-GLOBAL ID:200903083240839650

水中仮締切り設備の設置方法及び水中仮締切り設備並びに水密金物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 溝上 満好 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-261949
公開番号(公開出願番号):特開平11-100830
出願日: 1997年09月26日
公開日(公表日): 1999年04月13日
要約:
【要約】【課題】 不陸整正作業を省略できる水中仮締切り設備を提供すること。【解決手段】 ダム堰体2の貯水池側コンクリート面2aに設置するケーソン1と、ケーソン1の上面に取付ける可動蓋4と、ケーソン1の脚部1aに設ける水密金物16を備える。水密金物16は、コンクリート面2aとの相対位置に合成ゴム17を設け、コンクリート面2aとの相対部分に注入する荷重伝達用モルタル10が、コンクリート面2aに直接接触しないようにする。水密金物16に取付けた水密金物固定材12に位置調整用ボルト14を突設し、位置調整用ボルト14によって間隔を調整した水密金物固定材12とコンクリート面2aの間にライナー15を介在させる。【効果】 不陸整正作業を省略することができ、かつ、コンクリート面の不陸への追従代を可及的に大きくとれると共に、水中仮締切り設備を撤去した後に荷重伝達用モルタルを削り取る必要がなくなり、設備コストが低減できる。
請求項(抜粋):
ダム堰体の貯水池側のコンクリート面に作業空間を確保する水中仮締切り設備を設置する方法において、コンクリート面の不陸を計測した後、この計測結果に基づいて水中仮締切り設備の水密金物における前記コンクリート面と相対する端面を、コンクリート面と端面間の距離が所定の範囲となるように切断し、次に、水密金物の内部両側に出代調整用枕、非膨潤ゴムを介して設ける水膨潤ゴムと前記コンクリート面との間の距離が、水膨潤ゴムの膨潤代以内となるような高さの出代調整用枕を設置すると共に、同じく水密金物の外部両側に取付ける水密金物固定材と前記コンクリート面との間の距離が、水膨潤ゴムの膨潤代以内となるように水密金物固定材を設置し、次に、この水密金物固定材とコンクリート面の間を位置調整ボルトで調整した後、この間にライナーを介設し、最後に、水密金物内に荷重伝達用モルタルを注入することを特徴とする水中仮締切り設備の設置方法。
IPC (2件):
E02B 7/00 ,  E02D 19/04
FI (2件):
E02B 7/00 Z ,  E02D 19/04
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 仮締切の施工方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-192036   出願人:東亜建設工業株式会社
  • 特開昭51-061123

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