特許

J-GLOBAL ID：200903083242109838

不溶性電極及びその製造方法

発明者： 栗栖 泰 ,  阿蘇 辰二 ,  小林 正則
出願人/特許権者： 新日本製鐵株式会社
代理人 (1件)： 井上 雅生
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-035843
公開番号（公開出願番号）：特開平5-209299
出願日： 1992年01月28日
公開日（公表日）： 1993年08月20日
要約：

【要約】【目的】 本発明は、150A/dm2以上の高電流密度で電解を行っても耐食性に優れ、長時間の使用に耐える不溶性電極及びその製造方法を提供するものである。【構成】 電極母材表面に、バルブ金属層を形成し、このバルブ金属層とIrO2被膜層と間に400〜800°C、0.5hr以上10hr以内の熱処理で形成したバルブ金属とIrの酸化物層を持つ不溶性電極で、前記IrO2被覆層を緻密層または、緻密層とポーラス層の二層とすることを特徴とするものである。【効果】 バルブ金属とIrO2の酸化物層はバルブ金属層とIrO2層の、両層間の密着力を上げ、被膜界面からのバルブ金属層の酸化進行を抑制する。このため本発明電極は長時間の使用に耐える。

請求項（抜粋）：

電極母材表面に第1層としてバルブ金属層、第2層としてバルブ金属とIrの酸化物層、第3層としてIrO2層を持つことを特徴とする不溶性電極。

IPC (4件)：

C25D 17/10 101 ,  C23C 28/00 ,  C25B 11/08 ,  C25D 17/12