特許
J-GLOBAL ID:200903083244211311

ベルト式無段変速装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-195797
公開番号(公開出願番号):特開平5-018460
出願日: 1991年07月09日
公開日(公表日): 1993年01月26日
要約:
【要約】【目的】 コンプレッサーの回転を常に最適状態に保つことによって温度制御の精度を高めてエネルギー損失を少なくし、またエンジンの回転数が急激に上昇した時にこれに早急に追従してコンプレッサーの回転を正常値に制御することを図る。【構成】 この装置は前記出力軸6の回転速度を検知する回転速度検出手段20と、前記冷凍室の設定温度と室内温度との関係において指令信号を出力する温度制御指令回路23と、温度制御指令回路23から出力された信号によって必要な出力軸の回転数を決定し、かつ出力軸の回転数を制御するコンピュータ部22と、該コンピュータ部22の駆動信号により、可動プーリ片の油圧シリンダ19へ作動油を供給する操作弁25を含み、操作弁25が収容部33に移動可能に嵌入した第1のスプール31と該収容部33に連通するオイル流出孔29とドレーン孔30とを有し、このドレーン孔30を瞬時に開閉可能にする。
請求項(抜粋):
入力軸と出力軸に固定プーリ片とこのプーリ片に対向して軸に対して摺動可能に配置した可動プーリ片とを設け、これらの両プーリ片によって形成されたV状溝に動力伝動ベルトを掛架し、前記出力軸からの回転を冷凍室の温調用コンプレッサーへ伝達するようにしたベルト式動力伝動装置において、前記出力軸の回転速度を検知する回転速度検出手段と、前記冷凍室の設定温度と室内温度との関係において指令信号を出力する温度制御指令回路と、該温度制御指令回路から出力された信号によって必要な出力軸の回転数を決定し、かつ前記回転速度検知手段と温度制御指令回路からそれぞれ出力された信号から出力軸の回転数を制御するような操作弁への駆動信号を出力するコンピュータ部と、該コンピュータ部の駆動信号により、出力軸もしくは入力軸の可動プーリ片を作動させる油圧シリンダへ作動油を供給する操作弁とを含み、上記操作弁が収容部に移動可能に嵌入した第1のスプールと該収容部に連通するオイル流出孔とドレーン孔とを有し、このドレーン孔を瞬時に開閉可能にしたことを特徴とするベルト式無段変速装置。
IPC (4件):
F16H 61/00 ,  B60H 1/32 ,  F16H 9/00 ,  F16H 59:78

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