特許
J-GLOBAL ID:200903083245582836

射出成形用金型装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 牛木 護 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-189345
公開番号(公開出願番号):特開平9-039058
出願日: 1995年07月25日
公開日(公表日): 1997年02月10日
要約:
【要約】【課題】 キャビティ内に充填される樹脂の圧力や量を正確に制御する。【解決手段】 弱い型締力で型閉して、キャビティ34内に樹脂を充填する。樹脂の供給を続けると、樹脂の圧力により、固定型32の基体38と移動体46および可動型33とが若干開く。これにより、成形機からの樹脂の量のばらつきを吸収し、キャビティ34内の樹脂の圧力を一定にする。つぎに、強い型締力で型閉して、基体38と移動体46とを閉じる。それに伴い、キャビティ34内の樹脂は成形機側へ戻る。凸部58が凹部71に嵌合し、ゲート77が閉じた時点で、キャビティ34内に一定量の樹脂が残る。その後、キャビティ34内の樹脂は圧縮される。ランナー76は、移動体46と可動型33との間に形成し、かつ、移動体46に凸部58を囲む窪部78を形成する。【効果】 このランナー76およびゲート77の構造により、キャビティ34内の樹脂が円滑にランナー76に戻る。
請求項(抜粋):
互いに開閉し型閉時に相互間に材料通路およびこの材料通路にゲートを介して連通するキャビティを形成する一対の型体を備え、一方の型体は、基体と、この基体に両型体の開閉方向に移動可能に支持され他方の型体に突き当たって閉じる移動体と、この移動体を基体に対して他方の型体の方へ付勢する付勢手段と、前記基体に一体的に設けられ前記移動体を摺動自在に貫通する凸部とを有し、前記他方の型体は、前記一方の型体の凸部が挿脱自在に嵌合される凹部を有し、これら凹部および凸部により前記キャビティを形成するとともに、前記移動体と他方の型体との間に前記材料通路を形成し、前記ゲートは、凹部に嵌合した凸部により閉じられる構成とし、前記移動体に、前記凸部を囲んで、前記材料通路およびゲートを形成する窪部を形成したことを特徴とする射出成形用金型装置。
IPC (3件):
B29C 45/77 ,  B29C 45/26 ,  B29C 45/56
FI (3件):
B29C 45/77 ,  B29C 45/26 ,  B29C 45/56

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