特許
J-GLOBAL ID:200903083248610709

自動車の暖房または空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田辺 徹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-199470
公開番号(公開出願番号):特開平11-091336
出願日: 1998年07月01日
公開日(公表日): 1999年04月06日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 構造簡単、組込みスペース僅少にもかかわらず、冷気と暖気の最適混合を可能とし、多数の空調ゾーンへ異なる温調気を供給可能な空調装置の提供。【解決手段】 自動車空調において、加熱体18と、加熱体18を迂回する少くも1つの冷気通路26と、加熱体18に連続して設けられた混合室を有し、混合室は仕切壁で分離され、かつその中で冷気と暖気が流通制御部材により所定混に混合可能であって、そこから付属して設けられる空調ゾーンへ少なくとも一つの空気通路を介し、夫々少なくとも1つの空気流出ノズルを介し供給可能で、個々の空調ゾーンへ独立して空調気を供給可能である。混合フラップが流れ方向において加熱体18の前に配されており、その一方の終端位置において冷気路26の夫々の部分通路を閉鎖し、他方の終端位置では加熱体の空気流入側の夫々の部分領域を覆っている。
請求項(抜粋):
暖かい空気を発生させる加熱体(18)と、加熱体(18)を迂回する少なくとも1つの冷たい空気通路(26)と、流れ方向において加熱体(18)に連続して設けられた空気混合室(50から56)を有し、その空気混合室が少なくとも1つの仕切り壁(27aからc)によって互いに分離されており、かつその空気混合室内でそれぞれ冷たい空気と暖かい空気が空気流制御部材(36から42)によって所定の温度に混合可能であって、そこから付属する空調ゾーンへそれぞれ少なくとも1つの空気通路(58から66)を介して、しかも、それぞれ少なくとも1つの空気流出ノズルを介して供給可能であって、それによって個々の空調ゾーンに独立して空気調節可能な空気を供給することができる、自動車の暖房または空調装置において、暖房または空調装置(10)の組込み位置において、冷たい空気通路(26)が4本の並列に延びる部分通路(28aからd)に分割されて、加熱体(18)の下を通して案内されており、4つの混合室(50から56)が設けられており、その混合室が並べて配置され、かつそれぞれ少なくとも加熱体(18)の高さ(H)全体にわたって延びており、各混合室(50から5)に付属してそれぞれ混合フラップとして形成された空気流制御部材(36から42)の1つが設けられており、その場合に混合フラップ(36から42)は流れ方向において加熱体(18)の前に配置されており、その一方の終端位置において冷たい空気通路(26)のそれぞれの部分通路(28a、b、c、d)を閉鎖し、他方の終端位置においては加熱体(18)の空気流入側(46)のそれぞれ部分領域を閉鎖し、かつ中間位置をとることができることを特徴とする自動車の暖房または空調装置。
引用特許:
審査官引用 (5件)
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