特許
J-GLOBAL ID:200903083249017645

セラミック被覆脱毛針の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-314772
公開番号(公開出願番号):特開平11-146885
出願日: 1997年11月17日
公開日(公表日): 1999年06月02日
要約:
【要約】【課題】 先端部が毛穴に挿入された状態で電気エネルギーが印加されることにより脱毛を行う金属製脱毛針において、少なくとも先端から所定寸法離間して皮膚表面近傍に位置する部分を電気的に絶縁している被覆膜を可及的に薄くする。【解決手段】 工程5において、キシレン中にペルヒドロポリシラザンとTMグリーン#3340を含有するコーティング液に、先端部がマスキングされた脱毛針を浸してゆっくりと引き上げ、液だまりを拭き取ったあと、工程6において、マスキング材を取り外して100°Cに設定されたオーブンにより3分間乾燥してキシレンを蒸発させ、最後に450°C程度の大気中で1.5時間熱処理(焼成)を行うことにより、ペルヒドロポリシラザンをセラミックス(SiO2 )に転化させ、脱毛針に長さ2mm程度の先端部を除く外周面に緑色に着色された厚さ1〜3μm程度の高い絶縁性を有するセラミックス製被覆膜(SiO2 膜)を形成させる。
請求項(抜粋):
先端部が毛穴に挿入された状態で電気エネルギーが印加されることにより脱毛を行う金属製脱毛針のうち、少なくとも先端から所定寸法離間して皮膚表面近傍に位置する部分が、セラミックスで被覆されて電気的に絶縁されているセラミック被覆脱毛針の製造方法であって、前記セラミックスで被覆する部分にプリセラミックポリマーを塗布する塗布工程と、前記プリセラミックポリマーを焼成してセラミックスに転化させる焼成工程とを有することを特徴とするセラミック被覆脱毛針の製造方法。

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