特許
J-GLOBAL ID:200903083249960746

ナトリウム/溶融塩電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-013611
公開番号(公開出願番号):特開平5-205774
出願日: 1992年01月29日
公開日(公表日): 1993年08月13日
要約:
【要約】【目的】 並列接続の複数電池の小集合を直列に接続して構成する集合電池内において、ある電池の固体電解質が破損し電池内が電池使用温度以上になっても、その電池が絶縁され、他の健全な電池からの続流が防止され、集合電池を継続運転可能な、安全でかつ信頼性の高いナトリウム/溶融塩電池を提供する。【構成】 ナトリウム/溶融塩電池の負極側を、固体電解質管1内の負極活物質7(Na)中に下部が挿入された集電管8と、その集電管8上端の開口とつながる通し穴2aを設けた電気絶縁材2と、電気絶縁材2の上に設けられ通し孔2aでつながる負極容器4と、集電管8の底に設けられた孔11を下方から吸着して蓋し電池の使用温度を超える温度で磁性を喪失する安全弁としての磁石12と、集電管8内から電気絶縁材2の通し孔2aを通じ負極容器4内まで装填された負極活物質7とから構成した。
請求項(抜粋):
ナトリウムを負極活物質とし、硫黄、多硫化ナトリウム、塩化鉄またはセレンのいずれかを正極活物質とし、前記負極活物質と前記正極活物質との間に介在しナトリウムイオンが通過可能な固体電解質を備えたNa/溶融塩電池において、前記負極活物質を収容する有底の固体電解質管と、該固体電解質管の回りに正極活物質を収容する正極容器と、前記固体電解質管上端の開口を蓋する電気絶縁材と、前記固体電解質管内の負極活物質中に下部が挿入され上端の開口が前記電気絶縁材に設けられた通し孔の下側に取り付けられ軸が重力方向に向く集電管と、前記電気絶縁材に設けられた通し孔の上側に取り付けられた負極容器と、前記集電管の底に設けられた孔を下方から吸着して蓋し電池の使用温度を超える温度で磁性を喪失する磁石と、前記集電管内から前記絶縁材の通し孔を含んで前記負極容器内まで装填された前記負極活物質とを有することを特徴とするナトリウム/溶融塩電池。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-306375

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