特許
J-GLOBAL ID:200903083253323246
情報転送単位受信装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
工藤 宣幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-045414
公開番号(公開出願番号):特開平8-242243
出願日: 1995年03月06日
公開日(公表日): 1996年09月17日
要約:
【要約】【目的】 誤配送された情報転送単位(セル)を正常とみなして受信しても、その後に到着した本来正常なセルを受信できるようにする。【構成】 シーケンス番号許容範囲(ウィンドウ)だけでは、誤配送されたセルを受信したか正常セルを受信したかを区別できないので、到着セルのシーケンス番号として期待できるシーケンス番号期待値もパラメータとした。誤配送セルの次の到着セルが、誤配送セルの前のセルとの関係から見て正常なものかを判断すべく、過去のシーケンス番号期待値やウィンドウもパラメータとした。シーケンス番号が一方のウィンドウに属するために到着セルを受信した後に、過去シーケンス番号期待値に一致する、又は、過去ウィンドウに属するシーケンス番号のセルが到着したときには、到着セル処理手段100、102〜104が今回のセルを受信させ、パラメータ更新手段100、102が各種パラメータを更新させる。
請求項(抜粋):
情報転送単位毎に具備されたシーケンス番号に基づいて、到着した情報転送単位を受信又は廃棄するラベル多重型通信網における情報転送単位受信装置において、到着した情報転送単位のシーケンス番号の正常性を、その情報転送単位に含まれているシーケンス番号保護情報に基づいて判定するシーケンス番号正常性判定手段と、シーケンス番号が異常と判定された情報転送単位を廃棄させると共に、シーケンス番号が正常と判定された情報転送単位の受信又は廃棄を、今回の情報転送単位について期待されていたシーケンス番号の期待値、受信を許容できるとして設定されているシーケンス番号許容範囲、直前過去に設定されていた過去シーケンス番号期待値、及び、直前過去に設定されていた過去のシーケンス番号許容範囲と、到着した情報転送単位のシーケンス番号との関係タイプから決定する到着情報転送単位処理手段と、到着した情報転送単位のシーケンス番号やシーケンス番号の正常性や直前過去に到着した情報転送単位のシーケンス番号の上記関係タイプに応じて、シーケンス番号期待値、シーケンス番号許容範囲、過去シーケンス番号期待値及び過去シーケンス番号許容範囲を更新又は維持させるパラメータ更新手段とを備え、直前に到着した情報転送単位がシーケンス番号期待値や過去シーケンス番号期待値には一致しないが、シーケンス番号許容範囲又は過去シーケンス番号許容範囲に属するために受信された場合において、その時点での過去シーケンス番号期待値に一致する、又は、その時点での過去シーケンス番号許容範囲に属するシーケンス番号の情報転送単位が今回到着したときに、上記到着情報転送単位処理手段が今回の情報転送単位を受信させ、上記パラメータ更新手段が各種パラメータを更新させることを特徴とする情報転送単位受信装置。
IPC (2件):
FI (2件):
引用特許:
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