特許
J-GLOBAL ID:200903083263228462

燃料電池発電システムとその運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-339509
公開番号(公開出願番号):特開2002-151095
出願日: 2000年11月07日
公開日(公表日): 2002年05月24日
要約:
【要約】【課題】 燃料電池発電装置における回収水及びインバータ冷却水の冷却を、メンテナンスフリーな空冷式冷却器により冷却する場合に、インバータ冷却用循環水の温度を適正な値に保ちつつも、空冷式冷却器の設備容量が過大とならず、設備コストを低減した燃料電池発電システムとその運転方法を提供する。【解決手段】 インバータ冷却器53を含むインバータの冷却水循環回路51に、補助熱交換器81を追加し、この補助熱交換器81の冷却水として、吸収式冷凍機58から出力される冷水の一部を利用するために、冷水遮断弁82を有する冷凍機冷水バイパス回路80を設け、温度計57の循環水の温度計測値に応じ、その温度が所定の設定値を超過した場合のみ、図示しない制御装置により、冷水遮断弁82を開とすることにより、冷凍機冷水を通水し、冷水戻りライン84を通じ、冷凍機冷水循環回路52に戻す。
請求項(抜粋):
原燃料を水蒸気で改質して水素リッチな改質ガスを生成する改質器と、この改質ガスと酸化剤ガス(空気)とを電気化学的に反応させて発電し、発生熱を除去冷却するために冷却水を通流する冷却板を有する燃料電池本体と、前記改質器から排出される燃焼排ガスと燃料電池本体から排出される排空気等の排気ガスを冷却水に直接接触させることにより冷却して回収水タンクに水を回収する生成水回収器と、この回収水を冷却パイプ内に通流して冷却パイプの外側から空気により冷却する空冷式冷却器とを備え、さらに、前記燃料電池本体の冷却板から排出された冷却水から得る回収熱により冷水を生成する吸収式冷凍機と、この吸収式冷凍機と冷水需要家設備との間を接続する冷凍機冷水循環回路と、前記燃料電池本体の直流発電出力を交流に変換するインバータの冷却水循環回路と、この冷却水循環回路の循環水を冷却するための熱交換器と、この熱交換器に冷水を供給するために、この熱交換器と前記空冷式冷却器の冷却パイプとの間に設けた水循環ラインとを備えた燃料電池発電システムにおいて、前記インバータの冷却水循環回路に設けられ、前記吸収式冷凍機が生成する冷水の一部を、前記冷凍機冷水循環回路からバイパスして通流し前記循環水を冷却する補助熱交換器と、冷凍機冷水バイパス回路およびこの冷凍機冷水バイパス回路に設けた冷水遮断弁と、前記インバータの冷却水循環回路に設けられ、この冷却水循環回路の循環水温度を計測する温度計と、この温度計の計測値に基づき、前記冷水遮断弁の開閉制御を行なう制御装置とを備えたことを特徴とする燃料電池発電システム。
IPC (3件):
H01M 8/00 ,  H01M 8/06 ,  H01M 8/08
FI (3件):
H01M 8/00 Z ,  H01M 8/06 W ,  H01M 8/08
Fターム (6件):
5H026AA04 ,  5H027AA04 ,  5H027BA05 ,  5H027CC06 ,  5H027KK48 ,  5H027MM16

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