特許
J-GLOBAL ID:200903083272392810

エンドミル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-287977
公開番号(公開出願番号):特開平6-134612
出願日: 1992年10月26日
公開日(公表日): 1994年05月17日
要約:
【要約】【構成】 工具本体1の先端に設けられた切刃部2の外周に、その先端から基端側に向かう凹溝3が形成され、この凹溝3の稜線部には外周刃4が形成されるとともに、切刃部2の先端には底刃5が形成されている。外周刃4および凹溝3には、切刃部2の先端から基端に向かうに従い工具回転方向tの前方側に向かう捩れが与えられている。また外周刃4の工具軸線O方向の長さLと切刃部2の外径Dとの比L/Dは5以上に設定され、さらに外周刃4が切刃部2の先端から基端に至る間に軸線O回りに捩れる角度θは、60°〜120°の範囲内に設定されている。【効果】 底刃5が被削材Wに喰い付く際の切刃部2の撓みを抑えてビビリ振動を防ぎ、切刃の欠損や切削抵抗の増大、あるいは切刃部2の切損を防止することができる。
請求項(抜粋):
軸線回りに回転される工具本体の先端に切刃部が設けられ、この切刃部の外周には当該切刃部の先端から基端側に向かう凹溝が形成されるとともに、この凹溝の工具回転方向側を向く壁面と該切刃部の外周面との交差稜線部には外周刃が形成され、また該切刃部の先端には上記外周刃の先端から当該切刃部の内周に向かう底刃が形成されて成るエンドミルにおいて、上記外周刃には、上記切刃部の先端側から基端側に向かうに従い上記工具回転方向側に向かうように捩れが与えられるとともに、この外周刃の上記軸線方向の長さLと上記切刃部の外径Dとの比L/Dは、5以上に設定され、さらに、この外周刃が上記切刃部の先端から基端に至る間に上記軸線回りに捩れる角度θが、60°〜120°の範囲内に設定されていることを特徴とするエンドミル。

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