特許
J-GLOBAL ID:200903083277693532

シリアルドットインパクトプリンタにおける自動紙厚調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 喜平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-333531
公開番号(公開出願番号):特開平6-155853
出願日: 1992年11月19日
公開日(公表日): 1994年06月03日
要約:
【要約】【目的】 印字ヘッドと用紙と間のギャップを精度よく調整できるとともに、調整時の動作時間の短縮を図れ、さらに感圧紙に圧痕を生じさせないようにする。【構成】 印字ヘッド2を搭載するキャリッジ3は、モータ11によって駆動される偏心シャフト4の回転方向に応じてプラテン1に対して前進または後退できる。キャリッジ3が前進し、歪検出アーム7がプラテン1または印字用紙6に接触すると、歪ゲージ8の歪量が出力変換回路9を介して出力され、歪ゲージ出力制御回路10に取り込まれる。この出力制御回路10では、歪検出アーム7の撓み量が認識され、この認識結果に基づいてモータ11が制御されることで、所定の印字距離までキャリッジ3が後退され、印字ヘッド2と用紙6の間のギャップが自動調整される。
請求項(抜粋):
印字用紙が装着されるプラテンと、このプラテン上の印字用紙に対してヘッドピンを打ち出して印字を行なう印字ヘッドと、この印字ヘッドを載置しプラテンに対して平行移動を行なうキャリッジと、印字ヘッドと印字用紙との間のギャップが変化するようにキャリッジを前後方向に移動させる印字ヘッド変位機構とを有するシリアルドットインパクトプリンタにおいて、上記プラテンに対峙し印字ヘッドの前端より突出するように上記キャリッジに取り付けられているとともに、歪ゲージを備える歪検出アームと、上記印字ヘッド変位機構によりキャリッジを前進させて上記歪検出アームをプラテンまたは印字用紙に接触させたときのこの歪検出アームに生じた歪を、上記歪ゲージから電気信号として取り出す歪ゲージ出力変換回路と、この歪ゲージ出力変換回路の出力信号に基づいて上記印字ヘッド変位機構を制御し、印字ヘッドと印字用紙との間のギャップを調整する制御部とを有することを特徴とする自動紙厚調整装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭60-240483
  • 特開昭62-055178

前のページに戻る