特許
J-GLOBAL ID:200903083279220240

ブロック暗号作成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 司朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-131877
公開番号(公開出願番号):特開平6-342258
出願日: 1993年06月02日
公開日(公表日): 1994年12月13日
要約:
【要約】【目的】 従来より安全、高速なブロック暗号を提供する。【構成】 ・鍵に依存する関数によるデータ撹乱部を構成する。・非線形関数によるデータ撹乱部を構成する。・行列との積によるデータ撹乱部を構成する。・上記のデータ撹乱部の組み合わせによりブロック暗号を構成する。
請求項(抜粋):
外部入力をnビット毎に区切って入力値Aとする信号入力部と、前記信号入力部により得られた各入力値Aを最上桁から順に各l1 ビット、l2 ビット、...、ls ビット(ここに、l1 +l2 +...+ls =n)のs個のブロックA1 、A2 、...、As に分割する入力値分割部と、あらかじめ定められた値であるnビットの鍵Kを最上桁から順に各l1 ビット、l2 ビット、...、ls ビットのs個のブロックK1 、K2 、...、Ks に分割する鍵分割部と、前記入力値分割部からの出力たる各Ai (ここに、i=1,...,s)をφi (Ai )に移すs個のli ビットからli ビットへの関数φi を有するφ関数部と、第一中間値Bとしてその各構成要素Bi (ここに、B1 +...+Bs =B)をBii i (Ai )、Ki )の演算によりもとめるs個のli ×li ビットからli ビットへの関数Φi を有するΦ関数部と、あらかじめ定められた値であるnビットの鍵Kをg(K)に移すnビットからnビットへの関数gを有するg関数部と、第一中間値Bを各m1 ビット、m2 ビット...、mt ビット(ここに、m1 +m2...+mt =n、かつtはsとは独立に設定される。)のt個のブロックB1 、B2 、...、Bt に分割する第一中間値分割部と、前記g関数部の出力結果g(K)を各m1 ビット、m2 ビット、...、mt ビットのt個のブロックg(K)1 、g(K)2 、...、g(K)t に分割するg(K)分割部と、t個のnビットからnビットへの関数fi (i=1,...,t)を有し、fi (g(K))と第一中間値Bの各Bi とのビット毎の論理積を求め、その結果の全ビットの排他的論理和を取った値zi を求めるz演算部と、第二中間値Cとして、その各構成要素Ci (i=1,...,t)を、前記zi と前記g(K)i の反転との各ビット毎の論理積を求めこれらと前記Bi とのビット毎の排他的論理和を取ったものをCi とすることによりもとめるC計算部と、第三中間値DをD=φ(C)の演算によりもとめるlビットからlビットへの関数φを有するD計算部と、あらかじめ定められた値であるnビットの鍵Kをh(K)(ここにh(K)=g(K))に移すnビットからnビットへの関数hを有するh関数部と、第三中間値Dを各l1 ビット、l2 ビット、...、ls ビットのs個のブロックD1 、D2 、...、Ds (ここに、D1 +...+Ds =D)に分割する第三中間値分割部と、前記h関数部の出力結果h(K)を各l1 ビット、l2 ビット、...、ls ビットのs個のブロックh(K)1 、h(K)2 ...、h(K)s (ここに、h(K)1+...+h(K)s =h(K))に分割するh(K)分割部と、第四中間値Eとして、その各構成要素Ei (ここに、E1 +...+Es =E)をEi i (h(K)i 、Di )の演算によりもとめるli ×li ビットからliビットへの関数Φi を有するE計算部と、s個のnビットからnビットへの関数fi (i=1,...,s)を有し、各fi (Ei )を出力信号として出力する暗号出力部とを有することを特徴とするブロック暗号装置。

前のページに戻る