特許
J-GLOBAL ID:200903083281320333
望まれていない電子メールの配信を制御する装置及び方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
稲葉 良幸 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-525980
公開番号(公開出願番号):特表2001-527257
出願日: 1998年12月08日
公開日(公表日): 2001年12月25日
要約:
【要約】望まれていない電子メールメッセージの配信を制御するあるシステム及び方法では、1つ以上のスパムプローブeメールアドレスが生成されて通信ネットワーク上の様々なサイトに埋め込まれ、これによって、大規模電子ジャンクメール(「スパム」)メーリングリストに確実に含まれるようにする。スパムプローブeメールアドレスに対応するメールボックスは、受信メールがあるかどうかスパム制御センターによって監視される。スパムプローブアドレス宛の受信メールアドレスを受信すると、スパム制御センターは、受信したスパムプローブアドレスを自動的に分析して、このメッセージの発信源を識別し、このメッセージからスパム発信源データを抽出し、スパム発信源データを包含した警告信号を発生する。この警告信号は、通信ネットワーク内のすべてのネットワークサーバー及び/又はすべてのユーザー端末に同報通信される。サーバー及び/又はユーザー端末のところで実現されているフィルタリングシステムは、警告信号を受信し、警告信号から抽出されたスパム発信源データを用いて、記憶済みのフィルタリングデータを更新し、識別されたスパム発信源から後に受信したeメールメッセージの配信を制御する。フィルタリングシステムは、望まれていないeメールメッセージを、ユーザーに表示することなく破棄したり、そのメッセージを「JUNK」又は類似のマーカー付きでユーザーに対して表示することによって、又は、ネットワークプロバイダ及び/又はネットワークユーザーの所望に応じて別様に処理することによってその配信を制御する。フィルタリングシステムはユーザー端末が送ったeメールメッセージを常にフィルタリングする。
請求項(抜粋):
望まれていない電子メールの配信を制御するシステムであって、 (a)通信ネットワークと; (b)制御センターであって 前記通信ネットワーク上の少なくとも1つのサイトにプローブアドレスを配布するディストリビュータと、 前記プローブアドレス宛の電子メールメッセージを受信し、また、前記受信した電子メールメッセージから発信源データを抽出するプロセッサと、 前記抽出された発信源データを組み込んだ警告信号を発生して配信する、前記プロセッサに接続された警告信号発生器と を含む制御センターと; (c)前記通信ネットワークに接続された複数のユーザー端末であり、前記ユーザー端末の各々がフィルタ用アプリケーションを備え、このフィルタ用アプリケーションは、前記警告信号を受信し、前記警告信号を受信した場合に記憶されているフィルタリングデータを更新し、前記更新されたフィルタリングデータに従って、前記ユーザー端末が受信したメールメッセージをフィルタリングする、複数のユーザー端末と; を含む、望まれていない電子メールの配信を制御するシステム。
引用文献:
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