特許
J-GLOBAL ID:200903083302658615

波長多重光伝送システムと送信装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小笠原 史朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-251836
公開番号(公開出願番号):特開2001-077793
出願日: 1999年09月06日
公開日(公表日): 2001年03月23日
要約:
【要約】【課題】 変調周波数を配置する帯域を制限し、かつ、クロストークノイズの影響を抑圧する波長多重光伝送システムを提供することである。【解決手段】 周波数多重部116および126は、電気信号源111〜115および電気信号源121〜125が発生するベースバンド信号によって搬送波を変調して多重する際に、その変調周波数を互いに異なる周波数帯域F1およびF2と、すべての送信部に共通の周波数帯域F0上に配置する。周波数多重部116および126は、ベースバンド信号の変調周波数を周波数帯域F0上に配置し、それ以外のベースバンド信号の変調周波数を互いに異なる周波数帯域F1上およびF2上に配置する。従って、全体としてベースバンド信号の変調周波数を配置する周波数帯域を制限することができ、かつ受信信号において互いに隣接する波長の光信号によるクロストーク混入によって生じるクロストークノイズの影響を抑圧することができる。
請求項(抜粋):
波長多重された光信号を伝送する波長多重光送信装置であって、互いに異なる波長を有する光信号を出力する複数の送信手段と、複数の前記送信手段が出力する光信号を多重して送信する光信号多重手段とを備え、各前記送信手段は、ベースバンド電気信号を発生する複数の電気信号発生手段と、各前記電気信号発生手段が発生したベースバンド電気信号を、それぞれ異なる変調周波数を有する変調信号に変換して多重する周波数多重手段と、前記周波数多重手段から出力される周波数多重信号を光信号に変換する電気/光変換手段とを含み、前記周波数多重手段は、ベースバンド信号の変調周波数の一部を複数の前記送信手段の全てに共通な第1の周波数帯域上に配置し、ベースバンド信号の変調周波数の残りの部分を周波数軸上で前記第1の周波数帯域と異なる領域に位置する第2または第3の周波数帯域上に配置し、複数の前記送信手段の中から、出力する光信号の波長が互いに隣接している任意の2つの送信手段を取り出したとき、これら2つの送信手段が出力する2つの光信号の波長間隔が前記受信手段においてクロストークを生じるほどに狭い場合、一方の送信手段は、前記ベースバンド信号の変調周波数の残りの部分を前記第2の周波数帯域上に配置し、他方の送信手段は、前記ベースバンド信号の変調周波数の残りの部分を前記第3の周波数帯域上に配置することを特徴とする、波長多重光送信装置。
IPC (4件):
H04J 14/00 ,  H04J 14/02 ,  H04B 10/02 ,  H04B 10/18
FI (2件):
H04B 9/00 E ,  H04B 9/00 M
Fターム (5件):
5K002AA01 ,  5K002BA05 ,  5K002CA21 ,  5K002DA02 ,  5K002FA01

前のページに戻る