特許
J-GLOBAL ID:200903083304724330

スタータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-334908
公開番号(公開出願番号):特開2003-139023
出願日: 2001年10月31日
公開日(公表日): 2003年05月14日
要約:
【要約】【課題】 スタータの非作動時だけでなく、スタータ作動時においてもスタータ内部への異物の侵入を防止できるシール構造を提供すること。【解決手段】 スタータには、一方向クラッチ5の径方向外側にシール部材19が配置されている。このシール部材19は、自身の径方向外周部がフロントハウジング16Aとセンタケース16Bとの間に挟持され、その径方向外周側の肉厚t2 より径方向内周側(薄肉部19a)の肉厚t1 の方が薄く設けられている。また、シール部材19は、一方向クラッチ5が軸方向に移動する全域において、薄肉部19aの内周端がクラッチカバーの外周面に適当なシール代を持って接触している。これにより、フロントハウジング16Aの窓部から入り込んだ異物が一方向クラッチ5の径方向外側を通ってスタータ内部(モータ側)へ侵入することを確実に防止することができる。
請求項(抜粋):
モータに駆動されて回転する出力軸と、この出力軸の外周にヘリカルスプライン嵌合する一方向クラッチと、この一方向クラッチと一体に前記出力軸上を軸方向に移動可能に設けられ、且つ前記一方向クラッチを介して前記出力軸の回転が伝達されて回転するピニオンギヤと、このピニオンギヤの外周を覆うノーズ部を有し、このノーズ部に前記ピニオンギヤがエンジンのリングギヤと噛み合うための開口部が設けられているケーシングとを備えたスタータにおいて、前記ケーシングと前記一方向クラッチとの間にシール部材を配置し、このシール部材は、前記一方向クラッチが軸方向に移動する全域において前記一方向クラッチとの間をシールしていることを特徴とするスタータ。
IPC (3件):
F02N 11/00 ,  F02N 15/02 ,  H02K 5/10
FI (4件):
F02N 11/00 H ,  F02N 11/00 V ,  F02N 15/02 D ,  H02K 5/10 Z
Fターム (7件):
5H605AA02 ,  5H605AA13 ,  5H605BB05 ,  5H605CC02 ,  5H605DD16 ,  5H605DD36 ,  5H605EA02

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