特許
J-GLOBAL ID:200903083315553235

缶底部にストレッチャーストレインの発生しない絞り缶用樹脂被覆鋼板、およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-006065
公開番号(公開出願番号):特開平8-193243
出願日: 1995年01月18日
公開日(公表日): 1996年07月30日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、缶用樹脂被覆鋼板において、固溶炭素+固溶窒素の総量、さらには降伏点伸び量を規定することにより、缶底部にストレッチャーストレインの発生しない樹脂被覆鋼板を提供する。【構成】 鋼中の固溶炭素+固溶窒素の総量が20重量ppm以下、さらには降伏点伸びが3%以下である缶用樹脂被覆鋼板。鋼中のC:0.02以上0.11重量%以下、Si:0.2%以下、Mn:1.0%以下、P:0.03%以下、S:0.015%以下、N:0.007%以下、Sol.Al:0.01以上0.2%以下、残部がFeおよび不可避不純物からなる成分を有し、過時効処理により固溶元素を低減する缶用樹脂被覆鋼板の製造法。【効果】 固溶炭素および固溶窒素の減少により樹脂熱溶着時の鋼板加熱による歪時効硬化を抑制し、缶底加工時のストレッチャーストレイン発生を防止する。
請求項(抜粋):
鋼板の少なくとも片面に樹脂層を有する缶用樹脂被覆鋼板において、鋼板中の固溶炭素と固溶窒素の量が合計で20重量ppm以下であることを特徴とした缶底部にストレッチャーストレインの発生しない絞り缶用樹脂被覆鋼板。
IPC (6件):
C22C 38/00 301 ,  B32B 15/08 ,  C21D 8/04 ,  C21D 9/46 ,  C22C 38/06 ,  C23C 22/24

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