特許
J-GLOBAL ID:200903083322960741

内燃機関の触媒劣化判別装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-336797
公開番号(公開出願番号):特開平5-171923
出願日: 1991年12月19日
公開日(公表日): 1993年07月09日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 触媒下流側空燃比センサの出力に基づいて三元触媒の劣化の有無を判定する際に、誤判定がなされることを防止する。【構成】 下流側空燃比センサ出力VOSから決定される空燃比補正量と、上流側空燃比センサ出力VOMとを用いて空燃比フィードバック制御を行う場合、空燃比制御中心が理論空燃比付近にある場合、下流側空燃比センサ出力VOSは触媒劣化の有無により図 (B),(C) の如く変化する。しかし上流側センサ出力特性のずれ等により空燃比制御中心が理論空燃比から大きく外れるとVOSは図 (D)〜(G) のようになり触媒劣化を検出できなくなる。本発明は下流側空燃比センサ出力VOSに基づく空燃比補正量がガード値に達したときに図 (D)〜(G) の状態が生じたと判定し、触媒劣化判定を中止する。
請求項(抜粋):
内燃機関の排気通路に設けられた、O2 ストレージ効果を有する三元触媒と、該三元触媒の上流側の排気通路に設けられ、前記機関の空燃比を検出する上流側空燃比センサと、前記三元触媒の下流側の排気通路に設けられ、前記機関の空燃比を検出する下流側空燃比センサと、前記上流側空燃比センサと下流側空燃比センサの出力に基づいてそれぞれ空燃比補正量を算出する補正量演算手段と、前記上流側空燃比センサ出力と前記それぞれの空燃比補正量とに基づいて機関の空燃比をフィードバック制御する空燃比フィードバック制御手段と、前記下流側空燃比センサの出力に基づいて前記三元触媒の劣化を判別する触媒劣化判定手段と、前記下流側空燃比センサの出力に基づく空燃比補正量がガード値に達したときに前記触媒劣化判定手段による触媒劣化判定を禁止する禁止手段とを備えたことを特徴とする内燃機関の触媒劣化判別装置。
IPC (4件):
F01N 3/20 ,  F01N 3/24 ,  F02D 41/14 310 ,  F02D 45/00 368

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